33年前の本日4月10日、国立代々木競技場第一体育館にてブルース・スプリングスティーンの初来日公演が行われた。
僕が見た4月10日は来日公演の初日だったので、正真正銘の日本初公演。
会場となった国立代々木競技場第一体育館は、子供の頃から夏はプール、冬はアイススケートで何度も訪れた思い出の場所。女の子と初めてデートしたのもここだった。その話しは以前書いたので参考まで。
https://kzroom.hatenablog.com/entry/20041015/1097770528
ただコンサートとして訪れるのはこの時が初めてだった。ここがライブ会場として使われだしたのは2年前の1983年のCHAGE and ASKAからだそうで、まだここでライブをやったことがある人自体が少なかった時代。来日アーティストとしてはスプリングステーンが初めてだったのかも（確認してません）。散々泳いだり滑ったりして慣れ親しんだところでライブが行われるというのは、とても不思議な感じでしたね。
正直言ってそれまでほとんどスプリングステーンは聴いたことなかったんだけど、なんか凄いらしい、という噂は耳にしてたので、来日が決定して新聞で発表された日の朝、小雪降る中、青山のウドーまで整理券を貰いに行った。で、早速その日のうちに当時発売されていた全オリジナルアルバムを渋谷のディスクユニオン（まだ公園通りにあった頃）で購入。ライブの日までに繰り返し聴いて頭に叩き込み、その日に臨んだ。
会場に入って早速Tシャツを購入し、トイレで着替えて“にわかファン”に早変わり。自分の席に向かう途中、伊藤政則さんとすれ違ったのをよく覚えてる。
なんだかわかんないけど、とにかく盛り上がった急造ファンのオレ。あの盛り上がりは何だったんだろう？今回チケットの日付を見てハッとしたが、このライブの前日に松田聖子の婚約会見があったんだよね。あれで絶望のどん底に突き落とされたその翌日だったから、いろいろとどうかしてたんだと思う。そのあたりのことは以前ここに書いたので参考まで。
https://kzroom.hatenablog.com/entry/20160302/p1
余談だが、ディスクユニオンでスプリングスティーンのアルバムをまとめ買いした時、“1万円以上お買い上げの方に抽選で山下達郎「クリスマス・イブ（12インチピクチャーレコード）」をプレゼント”、という謎のキャンペーンが行われてて、僕もクジを引いたんだけどまんまと外れた。しかしついでに寄った「ハンター」でレンタル落ちを500円でGETし、“オレって持ってる～！”と小躍りしたどうでもいい思い出があったので、ついでに書きました。
