石井リカに自分を重ねる

昨年9月の、ブライアン・ウィルソン来日延期の時もガックリきたけど、“中止”じゃなくて“延期”だったので、まだ救いがあったんだが。

今回はさぁ、なんの望みもないじゃん。ブライアンの時も来日スケジュールに合わせて予定を組んでいたので、急に延期とか言われても対応できるか直前までわからず、失踪覚悟でライブに臨むつもりでした。で、今回も全公演行くつもりでいて、それはそれは物凄く“大きな代償”をはらって、8月後半のスケジュールを空けたのでした。     

“だからなんなんだよ”、と言われればそれまでだが、“はい、そうですか”と流すには大き過ぎる代償だったんだよね。でも、自分が起こした無謀な行動をビーチ・ボーイズのせいにしてるみたいで、そんな自分がすごいイヤだ。     

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あまりこのことばっかり考えると、また頭がおかしくなってくるので、こんな時はハロプロの話題でも振って、クールダウン。

あまりのバカバカしさに目眩がした人も多いと思う、おどる・11による「幸せきょうりゅう音頭」。

思えば、安倍、飯田、保田、辻、村田、りんね、といったあたりは、昨年のシャッフルでも和物をやらされていたワケだが、去年の10人祭りって、なんか“負け組み”みたいな雰囲気があって、ちょっと痛々しくもバカバカしい、という妙な面白さがありました。しかし今年の場合は、松浦、藤本を配しているメンツを見てもわかるとおり、決して“負け組み”ではありません。だから、もうちょっと開き直ってやってみるとイイかもよ>飯田さん。

で、このシャッフルをきっかけにブレイクの兆しが見えているのが、石井リカ奥居香プロデュースで、トレイシー・ウルマンみたいな曲を歌わせられてソロデビュー。かと思ったら、事務所移籍して電話番をしたり童謡を歌わせられたり。そして今度は、金髪のカツラを被って音頭を踊ってる。ジェットコースターのような芸歴。彼女の苦労を考えれば、今のオレの葛藤なんて...。と、石井リカに励まされてるオレもオレだが。

ところで、彼女の“ヅラ姿”って、ジョーニー・ウインターに似てない?