今年のベストライブはブライアン・セッツァー・オーケストラ@渋谷公会堂

ボクが住んでる家のそばで現在建設中のビルにTSUTAYAが入る、というウワサがあって、密かに、とゆうか相当期待してたりする。

そうなれば、夜中でもCDが買えるワケです。どーしても今日買いたいCDの発売日に誰かに誘われたりすると、場合によっては断ってたりすることも、今までに何度かあったりしましたが。これからは、もうそんなことはなくなるかもしれません。朝帰りしてもCD買えるんだからね。くどいようだが、あとはマクドナルドさえできれば、ボクの家の周辺は完璧である。オレ仕様の街。もう他では暮せなくなりそうだが。なんてことをノンキに考えてたら、知り合いの男の子が、来年から大阪への転勤が命じられてしまいました。年明け早々引越しだとか。そんな急に言われてもねぇ。年末のバタバタしてる時期に引越しの準備なんて、ホント気の毒です。せめてもうちょっと、延期してあげられたらよかったのにね。

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延期さえしなければ、きっとブライアン・ウィルソンが選ばれていたであろう、今年の“マイ・ベスト・ライブ賞”は、2月24日に渋谷公会堂で行なわれた、ブライアン・セッツァー・オーケストラです。これはもう、いろんなところで絶賛されていたように、ほんと完璧、パーフェクトでした。ボクは油断してた為に、この日一日しか観れなかったんだけど、一生モノのライブでしたね。“血の違い”をこれほどまでに痛感させられたのも衝撃だったし。それは、ドゥーワップの定番「グロリア」のカバーでのことだったんだけど。こういった“古典”をカバーするのって、危険と隣り合わせだよね?日本人でもカバーしてる人いるけどさ。どんなに深い愛情を持って接したところで、所詮、“血の違い”の前には敵わない、ってことがよくわかった。歴史と伝統が違いすぎるというかさ。すごいショックだったけど、どう逆立ちしたって、日本人には生まれながらにロックン・ロールの血が流れてるわけじゃないんだもんね。“同じ血”が流れていて、かつ深い愛情をもった人が、完璧なパフォーマンスを披露してくれたら、どうなると思う?

この時のジャパンツアーは、赤坂ブリッツのライブがCD&ビデオで発売されているので、是非確かめてみてください。ぶっ飛びますよ。