赤痢フェア

最近街を歩いてると、大きなマスクをした人や、ゴーグルをした人をよく見かけます。たぶん、花粉症の人でしょう。幸いボクは、生まれて一度も花粉に苦しんだことがありません。“花粉症になりにくい条件”なんてものがあるようだけど、ボクは大体満たしてるみたい。たまにマスクをして“なんちゃって花粉症”気取りで街を歩いてみたりして。なんてこと言うとマジで苦しんでる人に失礼だよな。でも、キミのカワイイ顔を大きなマスクで隠しちゃうのは、ほんともったいないよな。花粉症のバカ。で、“キミ”って誰?

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ナンバーガール田渕ひさ子に一目惚れした感触って、以前にも味わったことあるなぁ、と思って思い出したのが、“赤痢”。十年以上も前の話しだが、ハマッたねぇ、赤痢。渋谷のディスク・ユニオンで彼女らのサイン会があった時、ボク一人だけ妙に浮いてたのが今でも思い出されますな。その日は“赤痢フェア”(すごいネーミングだ)なんて催しがあって、メンバー全員が御来店するという情報を事前にキャッチしていたボクは、開店1時間前に到着。が、しかし、待ってる人はゼロ。“関西インディーズギャルズパンクバンド”(なんだそれ?)としてはトップクラスの人気を誇っていても、ここ渋谷じゃ、こんなもんなのね、と、現実を突き付けられた思いがしました。彼女達は、ボクがファンになるくらいだから、勿論、歌と演奏は超ヘタです。あの、絶対メジャーレーベルからはリリースすることはできない、放送禁止用語満載の歌詞と、ヨレヨレのサウンドブレンドした瞬間、あまりなダメダメぶりに、ボクはノックアウトされてしまうのでした。そのダメダメぶりがボクの中でしっかりと根づいていたからこそ、chee'sがツボにハマったんだんだろうな、と、自分なりに分析してます。まさか、ここで赤痢のこと書くとは思わなかったよ。みうちゃん、元気にしてるかな?

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ちょっと軽く飲みたかったから、友達を呼び出していつB0B2FB6B75ものお店へ。“軽く”のつもりだったのに、朝5時帰宅。パソコンのスイッチをONにしてネットに繋いだら、たいへんなことになってました。