チャコとヘルス・エンジェル世界初CD化

自分よりも年下のミュージシャンが、当たり前のようにシーンを席巻するようになって久しいが、彼等を見てると頼もしくもあり、同時に、彼等くらいの頃のボクと照らし合わせて、自分の不甲斐なさに呆れてみたり。

それにしても、フィル・スペクターが『A Christmas Gift For You From Phil Spector』を作ったのも、ブライアン・ウィルソンが『Pet Sounds』を作ったのも、20代の中頃だったことを考えると、とんでもなく恐ろしいことのように思えてくる。TOKIOのリーダーなんかよりもずっと年下だもんね。だからといって、TOKIOがダメというワケではまったくなくて、アノ二人がバケモノだったというだけのこと。“だけのこと”、とはいえトンデモナイことなんだがね。ちなみに、ブライアンが『Pet Sounds』を作った年齢の頃のボクは、一人多重録音にも飽きて、そろそろバンド活動でも再開しようかなぁ、なんて、遠くを見ながらおぼろげに思っていました。

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レコード・コレクターズ』の最新号(ストーンズ特集のヤツ)に載ってる広告を見てたら、腰を抜かしそうになったよ。

ジャック・ニッチェの『Lonely Surfer』再発も驚いたが、なんとチャコヘルのCDが発売されるんだと!全オリジナルアルバム3W。勿論、世界初のCD化。“これだけは、まずCD化されないだろう”なんて思ってたんだが...。凄い時代になったもんです。先月、“在庫は豊富だけど高いことで有名”な、神戸の某レコード屋へ行った時も、真っ先に探したのはチャコヘル。無かったけどね。今月末に発売される嵐のファーストアルバムとあわせて、“馬飼野康二ワールド”にドップリ浸かってるボクの姿が想像できますな。あとは、チャコヘルと同じ、“RCA馬飼野康二・ロビー和田”ラインのリトルギャングがCD化されれば、思い残すものはないです(マジ)。

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ちゃんと朝シャン(死語)したのに、髪を乾かしてみたら寝グセチックな頭になってしまい、これはどーしたものかと思ったものの、意外にこれはこれでキュートじゃん、ということになり、このまま外出。今日の双子座のラブ運は、12星座中トップらしい。なんちゃって寝グセの効果は、果してあったのか?(教えない)。