長州力VS大仁田厚@横浜アリーナ

やっぱり、どんな名曲でも歌う人を選ぶんだなぁ、なんてことを改めて考えさせてくれた、松山千春の「Tears In Heaven」。

ご存知のように、決して彼は歌が下手なワケではないけれど、なんかズルッときちゃいましたね。本人が真剣に歌えば歌うほどギャグになってしまうという、ツライ展開。演歌歌手が、“ポップスに挑戦してみました”、的な空気がとても寒くて、稲川淳二の怪談話し以上に涼むことができたのは、逆にラッキーだったととるべきかもね。

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横浜アリーナで、『長州力VS大仁田厚』を観戦してきました。

表面上は、“長州の圧勝”だけど、いろいろと考えさせられる試合でしたね。凡戦といえばそれまでだけど、ボクにとってはある意味、“大事な試合”のひとつでした。この試合が投げかけたものの答えは、数年後にハッキリとした形で現れることでしょう。