日本語ラップ

常々考えてたことだけど、日本語でラップをするのって、相当のリスクを背負ってると思いませんか?ただでさえリズムに乗りにくい言葉でラップだもんなぁ。こんなカッコワルイことに敢えて挑戦してるんだから、その度胸は認めてあげたいものの、やっぱりギャグにしか聞えないのがほとんど。

そのことに気付いてない、カリスマ気分の哀れな人達を見てると、お願いだから海外でのライブだけはやめてくれ!と、切に願います。故小淵さんが、沖縄サミットのイメージソングを彼らに依頼しなくてよかったなぁ、なんて思ったところで、コムロさんでも似たようなもの、という意見が多数だったりしますが。

日本語ラップ”は、開き直って涼しい顔でやってもらいたいですな。汗流しながらやられたりすると、ほんとギャグだもん。で、嵐の「台風ジェネレーション」における桜井翔クンはどうでしょう?ちょっとオドオドしながら、ビートに合ってるんだか合ってないんだかわからないところが、ヒヤヒヤさせますね。この切ない感じは、彼にしか出せない味だよな。さすがジャニーズNo.1ラッパーだよ。

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書店で音楽誌をパラパラとチェックしていたボクの隣では、アイドル誌を夢中で見ている女子中学生二人組み。“翔クンもカッコイイけど、マツジュンもイイよね”、“アンタって、ほんと浮気もんだね”、なんて会話の意味が全て理解できてしまったボクに、未来はあるのか?教えてJ-RAP。“の~ふゅ~ちゃ~ふぉ~み~?”。