螢LIVE@銀座小劇場

オアシスLIVEのチケット代の入金を済ませ、探してる本を求めて神保町へ。

たまたま通りかかった店の前で、“本日午後6時より、船木誠勝選手のサイン会がありまーす”と呼び込みをしてたから、“ここはひとつ、ヒクソン戦に向けてエールを送っておかないと”と思ったが、今夜は既に予定が入っているため断念。後ろ髪を引かれながら銀座へGO。そう、念願だった螢のLIVE。

会場となった銀座小劇場はキャパ150の小さい小屋で、妖しい雰囲気がプンプン。もちろんチケットは即日ソールドアウト、当日券も無し。最近各メディアでも彼女を取り上げることが多く、会場の前にはどこかのテレビ局のカメラが....。運良く最前列を陣取り開演を待っていると、妖しいお香の煙が....そして暗転。逆光の中、遂に目の前に彼女が現れた。拍手や歓声は一切なし。裸足で淡々と歌い、詩を呟く。異常なほどの緊迫感。このピリピリした雰囲気、以前にもどこかで味わったことがるような....、そうだ、11年前に行なわれた、エレファントカシマシ伝説のファーストLIVEだ。しかし、今体験しているものは、エレカシの時とは比べものにならないくらいの危険な雰囲気。呼吸をする音さえも押し殺して、金縛り状態のまま固まっている自分。“自分が自分に潰されそう”と呟きながら、カッターナイフを取り出した瞬間の彼女の瞳は、一生脳裏から離れないだろう。この強烈な存在感を持った14歳の少女のことを今後も追い続けるには、相当の覚悟が必要みたいです。

今日が、ボクにとって今年のライブ納めだったんだけど、最後になって、自分の価値観にまで影響するような衝撃的なライブでした。

ガラクタ

ガラクタ

  • アーティスト:
  • Jota
Amazon