日本武道館にて松田聖子Councet Tour 2005”Fairy”。
会場の最寄り駅である九段下に着いたのが開演時間5分前。周りは足早に急ぐファンだらけ。その中で、“どうせ10分は遅れるんだし”なんて余裕をかますオレ。慣れから来る緊張感の無さは、猛省を促したいところ。
ちょうど開演時間に当日券購入。なんとアリーナ8列目のミラクルシートでした。彼女のコンサートは開演ギリギリに当日券を買うと、結構良い席に当たることが多々あるので、ボクはもっぱら当日券オンリー。最前列だったことも3回くらいあるんですよ。彼女の武道館コンサートは何十回も行ってるけど、前売りソールドアウトでも当日券が出なかったことは一度もない（断言します）ので、興味があるかたは諦めないで当日会場に来て欲しい。ただ必ず良い席が当たる保障は無いので悪しからず。
さて、オープニングから数曲、新し目のバラードナンバーを続けるという強気のセットリストのあとに飛び出した「ベルベット・フラワー」（87年発売「Strawberry Time」のB面）に度肝を抜かれた。この曲好きなんだよなぁ。こんな隠れた名曲をポロッと入れてくるから、彼女のコンサート通いはやめられないのです。
あとはまぁ、例年どおりの構成だったんだけど、本編最後に、初期のコンサートのラストナンバーだった「Only My Love」を持ってきたり、アンコール1曲目が1stアルバムのタイトル曲「SQUALL」だったりと、“往年のヲタ”にはホロッとくる瞬間が随所にあり。
ちょうど20年前に、独身時代最後の武道館3daysに毎日通って、「Only My Love」を一緒に歌ったっけな、なんてことが脳裏を過ぎった。同じ会場で同じ曲を。ステージには聖子、客席にはオレ。
一人のアーティストを長年追ってると、楽曲の良い悪いとか好き嫌いとかそういった部分とは別の、言葉にできない思い入れみたいのがあるじゃないですか。そういうのが一番あるのが彼女なんだよね。なんてことを例年以上に強く感じた、今年のステージでした。
セットリスト
01.Giselle
02.永遠さえ感じた夜
03.花びら
04.ベルベット・フラワー
05.fairy tale
05.赤いスイートピー
06.ピンクのモーツァルト
07.時間の国のアリス
08.大切なあなた
09.続・赤いスイートピー
10.抱いて…
11.メドレー
11-01.瞳はダイヤモンド
11-02.小麦色のマーメイド
11-03.Sweet Memories
11-04.あなたに逢いたくて
11-05.逢いたい
12.天使のウィンク
13.メドレー
13-01.裸足の季節
13-02.青い珊瑚礁
13-03.風は秋色
13-04.渚のバルコニー
13-05.Rock'n Rouge
13-06.チェリーブラッサム
13-07夏の扉
14.Only My Love
アンコール1
15.SQUALL
16.輝いた季節へ旅立とう
アンコール2
17.20th Party
18.眠れない夜
19.赤いスイートピー
