自分のお気に入りは自分で発見したい、というタイプは絶滅危惧種?
僕はテレビやネットで偶然目にしたものや、街やお店でふと目に入ったものから感じる、“これ好きかも!”的なあれを大事にしている。
人から薦められたモノの中にも好きになれそうなモノは確かにある。しかし、その「薦められたモノ」に触れる度に、「薦めた人」の顔がチラついてしまうのです。あれがイヤ、というか。ましてやそれが、「揉めて別れた元カノ」とかだったりしたら最悪。
逆に、「お薦めは何?」と訊かれた場合は?
自分の好みを主張せずに、可もなく不可もないような無難な答えをすることにしている。気に入られなかった場合、その人はそのモノに触れる度に僕の顔を思い出す可能性があると思うと、気持ち悪いじゃないですか。
コスパ(この言葉嫌いだなぁ)を重視する人達は失敗したくないからやたらネットの意見を気にするけど、失敗から学べることは成功から学べることよりも遥かに有意義、というのが持論。
「ジャケ買い」という行為は、コスパ重視派からしたら、超絶に無駄な行為だろう。それは「フィジカルでの購入」(この言葉も嫌いだな)からデータでの購入へと移行しても変わらない。
何でも“コスパコスパ”のこの時代、僕みたいな人種は絶滅目前なのかも。
※画像と本文は関係ありません