それも時代だよね、という話

kzroom音楽理論など知らなくても、スマートフォン1台、センス一発でそれなりのものが作れてしまう現代。

何か思いついても形にすることが出来なかった頃と比べて世に出るチャンスが広がった、と言う意味ではいい時代になったなぁ、と思う。

自分が20歳くらいの頃に今のような環境があったら、果たしてどうしてたかなぁ、と思うことが時々ある。

あの頃せっせとバイトして揃えた機材で作ったデモテープを遥かに凌ぐ高いクオリティのデモがスマートフォンだけで作れちゃうんだから、今の子は幸せもんだよね。

しかし、才能よりも最新のツールを使いこなしたモン勝ち、みたいなとこは、どうなんだろうね?、と思わないこともない。

そんなところに、ピアノ一発で完結させちゃうパフォーマンスをするような人が出て来ると、オッサンはホッとするのです。

コンピューターを使わないと何も出来ない人が作った音楽が幅を利かしてる時代って、ちょっと物足りないよな、とまでは言わないが、それも時代だよね。

大昔に24万円で買ったYAMAHAのDX-7が、中古で5000円で売られてたのを見て悲しくなったので、ちょっとボヤいてみました。

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