原田ヒロシ「ふたりだけのクリスマス」(コーラス:曾我泰久)

kzroom

作詞、作曲:Charles Brown & Gene Redd
編曲:萩原健太
1990年11月10日発売 POCH-1032
3分41秒 収録アルバム『White Album'90』

グッバイにも同名の曲があるがこちらは別の曲で、オリジナルはチャールズ・ブラウン。イーグルスボン・ジョヴィなど多くの人にカバーされている有名なクリスマスソングで、原題は「Please Come Home For Christmas」。この原田ヒロシ版はイーグルスバージョンをベースに、新たな解釈でブラスとコーラスを被せたアレンジになっている。

レコーディングメンバーは、Dr:長谷部徹、B:松原秀樹、G:柳沢二三男、Key:小野澤篤、Horn:Big Horns Bee、Cho:曾我泰久、という顔ぶれで、『君の歌』とかなり被ってますね。プロデュースは萩原健太氏で、この曲とほぼ同じ面子で作成された相原勇のアルバム『Hello,Good-Day!!』(確信犯的なタイトル!)が同時期にリリースされているが、どちらのレコーディングが先だったのかは不明。この曲が収録されているアルバムの総合プローデュースは渡辺忠孝氏(筒美京平大先生の実弟)。

とにかくこの曲でのやっちんによるドゥーワップスタイルの一人多重コーラスが素晴らしい出来で、最近ライブでよく披露してる「Summer 1963」の一人ア・カペラにグッときた人などにとっては必聴でしょう。この手のドゥーワップ、オールディーズスタイルのやっちんコーラスは、ほんと絶品ですね。いつか達郎さんのオンストシリーズみたいの作ってくれたらなぁ・・・。気長に待ってます。