The Good-Bye「二人だけのクリスマス」

kzroom
作詞:曽我泰久
作曲:曽我泰久
編曲:The Good-Bye

1983年11月8日発売 SV-7354
2分47秒 c/w 涙のティーンエイジ・ブルース

収録アルバム
「Hello! The Good-Bye」(2004年発売盤のみ)

80年代前半頃、グッバイのシングルのB面だけを集めて編集したテープをよく聴いていた、なんてこともあったからかとても耳馴染みがあったので、2004年までCD化されていなかったというのが、ちょっと意外に感じられる。

個人的な聴き所は、Aメロのベースライン、サビのディミニシュ、間奏のシンセソロかな。そういった意味では、特典CD『Sing Along THE GOOD-BYE』に収録されていた“off vocal tracks”は、聴き物としてもかなり重宝してます。

活動休止前のグッバイは、12月のみこの曲をライブで演奏してたそうで、2004年の「Ready Go!」ライブツアーの時も、12月にあたった横浜公演のみ演奏された。やっちんファンクラブのクリスマスイベント時にも必ずと言っていいほど演奏されるが、その際の演奏スタイルやキーは、「Ready Go!」の時と同様。ちなみに、このスタジオテイクはキーがAで、「Ready Go!」ややっちんソロライブではキーがGで演奏される。「再会」以降のグッバイライブでは、やっちんソロの時と同じアレンジやキーで演奏される曲がいくつかあるけど、80年代のライブの時点からそのスタイルだったかは、まだ全容が掴めていない。何曲かについては某メンバー氏に直接お訊きして回答を得られたので、いずれ書きます。

「二人だけのクリスマス」というと、Eaglesに同名異曲(原題:「Please Come Home For Christmas」)があるが、原田ヒロシさんが1990年にカバーした際、やっちんがコーラスでレコーディングに参加したのは必然だったような気がする*1

*1:「Please Come Home For Christmas」はCharles Brownがオリジナルで、イーグルスの他にもボン・ジョヴィのカバーが有名。邦題の表記は「二人だけのクリスマス」と「ふたりだけのクリスマス」が混在する。この曲の原田ヒロシさんによるカバーは萩原健太氏によるプロデュース&アレンジで、アルバム『White Album '90』に収録されている。レコーディングメンバーは、Dr:長谷部徹、B:松原秀樹、G:柳沢二三男、Key:小野澤篤、Horn:Big Horns Bee、Cho:曾我泰久、という、やっちんファンにはクラクラしてしまうメンツ。やっちんによるドゥーワップスタイルの一人多重コーラスは必聴