80年代歌謡ミニコミ

自分の主張をしたけりゃ、誰でも簡単にブログで発信できる現代と違って、昔のヲタはミニコミ誌に熱い想いを綴ってたわけだが。

アイドルポップス全盛だった80年代、果たしてどれくらいの数の歌謡ミニコミ、アイドルミニコミが発行されてたのかわからないけど、僕は当時、目につく限りのミニコミを購入していた。

中でもメジャーだった「よい子の歌謡曲」、「REMEMBER」との出会いは、その後のリスナー人生を大きく左右するものだった。

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今月初頭から、暇を見ては実家の“開かずのダンボールの山”を整理してるのが、今日はその三日目。ちょっと読みたいものがあったので、雑誌類が入ってると思われるダンボールを集中的に、8時間格闘。三日目にして、一番難関かつ困難で体力も消耗したが、その甲斐あってお目当ての雑誌とも、久しぶりに対面できた。

僕が読みたかったのは、「よい子の歌謡曲」で書かれてたグッバイ関係の記事。例えば、

  • エスチョンズ時代に書かれた「帰ってきたリトルギャング」
  • 神奈川県民ホール(1983/09/02)日比谷野音(1983/10/06)ライブを振り返って対談形式で書かれた「朝の光はお前に」
  • 活動停止直後に対談形式で書かれた「From the Beginning」

など。

当時どのように「よい子」周辺でグッバイが認識されていたのかを再確認するように読み返しましたが、あの時点で『Fifth Dimension』を“80年代を代表する日本のロック3枚”に選出していたという記述にニンマリ。

「よい子の歌謡曲」は、現在もネット通販でバックナンバーが入手できるようなので、興味のある方は探してみてください。

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写真上段左より「よい子の歌謡曲」、「REMEMBER」、「あいどる倶楽部」、「IDOL JOURNAL」、中段左より「She Loves You」、「歌謡曲Fan」、「Something」、「OHHO」、下段左より「☆きらり☆とりあえずIDOL TALK」、「PICA PICA LAND」、「FUNCLUB」