モーニング娘。「しゃぼん玉」

やっと今頃、モーニング娘。「シャボン玉」を聴きました。てゆうか、Mステで見ただけだが。

そもそも彼女達の映像を見ること自体、随分と久しぶりだったりするので、“小川って金髪にしたんだぁ”とか、“加護亜依って大人っぽくなったね”とか、まるで、ひとごとモード(ひとごとだけど)。それにしても、藤本美貴があの中にいるのって、違和感あるね。「モーニング娘。藤本美貴カントリー娘。)って感じ。ヲタの皆さんにとっては、もう見慣れたから違和感なんて無いのかな?

肝心の曲は、てっきりまた、つんく♂お得意の、「つぎはぎドタバタもの」だとばっかり想像してたんだけど、随分とストレートな曲でしたね。“あれ、もう終わりなの?”って感じ。どうしても、「つんくモー娘。」には、突飛な転調や目まぐるしく展開が変わる、“いろいろ詰め込みました”的な曲を期待しちゃうんだよね。

唯一アクセントとなっている、間奏部での石川のセリフ。あれは見事。同じメロディーが繰り返される単調な曲なのにあまりそう感じさせないのは、あのセリフあってこそだと思う。田中れいなの新人らしからぬ堂々とした歌いっぷりに目(耳)が行きがちだが、影のMVPは石川でしょう。

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この曲は聴いてのとおり、6期メンバーが全面的にフィーチャーされてるワケだが、「6期メン」といえば思い出すのが、「第6期加入オーディション国民投票」。

二十歳になって選挙権を得てから今日まで、一度も投票に行ったことのない非国民同然のボクですら投票した、このオーディション。そうまでさせたのが、通称「2436」と呼ばれていた、エントリーナンバー2436番の女の子の存在。彼女は、この国民投票で第一位になりながらも最終選考に漏れるという不可解な対応の末、ボクらの前から消えていった。

ところが、最近になってネット上で彼女の話題をよく見かけるようになったのである。嶋田歩という名前らしいが、本名か芸名なのかは不明。

プロフィールを見て気になったのは、ウエストが63㎝ってことかな。「公称63㎝」ってことは「実数68㎝前後」と見て間違いないだろう。はっきり言って「デブ」である。「1985年生まれ」という、(新メンバーになるには)高齢なこともあったのかもしれないけど、やはりデブはまずい。いくらダントツの美少女だとしても。でもボクは、陰ながら彼女を応援していこうと思う。C級インディーアイドルになろうともね。

「シャボン玉」で熱唱する田中れいなを見る度に、“ひょっとしたら、ここに嶋田歩がいたのかもね”、なんてことを思うんだろうな。

死んだ子の歳を数えるようにさ。