オレにとっての○○

ウェブ同窓会「この指とまれ!」という有名なサイトがありますが。試しに“誰か知ってる人いるかな?”と思って、ボクも「偽名で」登録してみました(既に退会済み)。

何人かは知ってる名前を見つけたんだけど、ほとんど話したこともないような人ばかりだったので、特に何もせずそのまま放置。

で、同じ中学の同年卒業生の中に、存在すら記憶に無い男性が一人いたのだが、近況を見たら彼は現在日本画家になっている、と書いてあった。

記憶力にはワリと自信のあるボクが、名前を見ても全く思い出せないほど存在感の無かった彼は、自分のサイトも立ち上げていて存在感をアピールしまくっています。そのサイトには華々しい経歴が書かれていて、その筋ではそれなりの地位があるようでした。

中学生の頃のボクは、俗に言う「不良」や「ツッパリ」では無かったものの、裏では彼らと太いパイプで繋がってたりしたもんだから、学校やその周辺で何か事件が起こると、真っ先に「事情聴取」に呼び出されるような生徒でした。だからまぁ、ヘンな意味で「存在感」だけはあったらしい。

そんな二人の元同級生は現在、それぞれのサイトで自分の主張を垂れ流している。しかしボクには、彼の「日本画」に当たるものが無い。

何やってんだろうね、オレ。な~んて、ちょっと自虐モード気味。

“来年発売される松浦亜弥のセカンドアルバムのレビューが、オレにとっての「日本画」だ。文句あるか!”

なんて、堂々と言ってみたいもんだよな。