大会場の最前列事情

ローリング・ストーンズ来日公演のアリーナ席前方チケットは、案の定一般には出回らなかった。

招聘元の先行発売分などが購入者の元に届くのが一月下旬なので、2月上旬頃の各オークションサイトではチケットがダブついて、超買い手市場になると予想されます。これから入札しようと思ってる人は、絶対待ったほうがいいと思うよ。

「抑え過ぎてしまった業界ルート分」が流れたり、噂されている追加公演が決定して手持ちのチケットを手放す人が続出し、さらにダブついたりして。

既に現時点でスタンド席が定価割れしてるくらいだから、オークション狙いの人は焦らずじっくりと、って感じですかね。

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日本武道館横浜アリーナ、代々木競技場、といった会場において、俗に言う「業界人」の方々は、スタンドに設けられた関係者席で大人しく観てるものなのに、東京ドームのコンサートとなると、ここぞとばかりにアリーナ前方を抑えたがるのはナゼだろう?

いっそのこと、「サマーソニック」の時の千葉マリンスタジアムみたいに、アリーナはオールスタンディングにしちゃえば、興味本位で来た「業界人」及び、連れのオネエチャンをシャットアウトできるのに。

以前、ストーンズのコンサートを最前列で観ていた石橋貴明は、チャーリー・ワッツの投げたスティックをキャッチして有頂天になっていたが、彼にオールスタンディングのアリーナに来る勇気があるか?来るなら来てみろ石橋!、オラッ!

と言ったところで、ボクよりも体の大きい石橋さんが本気で来たら、間違いなく突き飛ばされてしまうでしょう。

やはり、「アリーナは指定席」がいいかもね。