ポール・マッカートニー来日公演'2002(東京三日目)

東京ドームで、ポール・マッカートニー東京公演最終日を観てきました。

会場に着いて、とりあえず当日券売り場の様子を見に行ったら、初日の時より5倍くらい列が伸びててビックリ。ちゃんと全員チケットが買えたのだろうか?他人事ながら心配になってしまった。

今回の東京公演は、アリーナ席先着5000名にサイリウム(光る棒状の物体)が配られたのだが、初日の時点ではそんなこと知らなかったので、早めに会場に着いていたにも関わらずダラダラしてから入場したせいで、貰えずじまいでした。でも今日くらいは貰っておこうと、17時ジャストに入場。当然のように、サイリウムGET。

アリーナ(グラウンド)に出てみて驚いたのだが、1階スタンド席のネット(ファウルボール避け)を、今頃外してる真っ最中でしたよ。そんなの、ちゃんと初日から外しておくべきじゃん。「スタンド席の前のほうはネットが邪魔で観づらい」なんて意見は、前から挙がってたのに。しかも、開場してから外し始めるなんて。作業をしてた職人さん(「職人」という言い方がピッタリのおじさんだった)も、いい迷惑だよな。

開場時間は17時ちょうどだったのに、開演時間は15分遅れでスタート。今日のポールさんは、白いジャケットでしたね。中に着てる赤いシャツとのコントラストが、「日の丸」を思わせるものがありました。

初日、二日目と、特に目立つトラブルは無かったのだが、三日目にしてやってしまいましたね。「Getting Better」のイントロのカッティングでポールの音が出ず、始めからやり直すという、珍しい場面が観れました。で、まさかこれに動揺したワケじゃないんだろうけど、ポールが曲の構成を間違えるという、これまたレアなシーン。ミスとはいえ、なんだか得した気分になるから不思議なもんです。

順調にステージが進んで、いよいよ一回目のアンコールも最後、という時に、「問題のシーン」は起こりました。

まず、ヘザー(新しい奥さん)が「祭」と背中にプリントされたハッピを持ってきて、ポールに着せてあげます(バンドメンバーもハッピを着るが、ポールとはデザイン違い)。ヘザーがポールに抱きついてチューとかしちゃった後、なんとポールが、“日本のファン4人を紹介します”と発言。そこに現れたシロート4人。その中に、ダンボール製と思われるバイオリンベースを持った男性がいたのだが、この人が凄かった。

演奏された「I Saw Her Standing There」に合わせて、彼は妙なステップを見せてくれました。それはまぁいいとして、トレーナーをズボンの中に入れる着こなしは、どうかと思ったな。とか言ってるボクは、ただ羨ましかっただけさ。何度もポールと握手しちゃってさ。

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とまぁ、最後なのに、どうでもいいような感想文になってしまいましたね。この大感動だった、ポールの東京3daysに関しては、近いうちにまた書きます。

おまけ画像。

当日券に並ぶ人達。列が折り返すほどの人数

先着5000人に配られたサイリウム(使用前)