「コンサート・フォー・ジョージ」プレミア上映会@日本青年館

日本青年館で、「コンサート・フォー・ジョージ」のプレミア上映会を観てきました。

全席自由席だったので、開場時間の一時間前から並んで入場。ホール内に入って驚いたのだが、一階席のほとんどが招待席で、シートに「招待席」の紙が張ってある席ばかり。慌てて「招待席」じゃない空席を探して、なんとか良い席を確保。やれやれです。

司会進行を行ったのはビートルズファンクラブの女性だったんだけど、この人が凄かったですね。最初にオリビアさん(ジョージの奥さん)、エリック・クラプトン、レイ・クーパーらが登場した時、二分間だけマスコミ用に撮影時間が設けられたんだけど、いつまでもシャッターを切るのをやめないカメラマン達に、体を張って阻止。男らしかったなぁ、彼女。

撮影タイムが終わったあと、オリビアさんから御挨拶。クラプトンは後ろで会釈しただけで、声は聞けませんでした。この後、オリビアさん一行は客席に着いて、ボクらと一緒に映画鑑賞。ほんの数メートル先に、クラプトンが座ってるよ!なんて興奮しつつ、「コンサート・フォー・ジョージ」の上映開始。

主な出演者は、エリック・クラプトン、レイ・クーパーの他に、ポール・マッカートニーリンゴ・スター、ダニー・ハリスン(ジョージの息子)、ジェフ・リン、トム・ペティビリー・プレストン、他、といった、そうそうたる顔ぶれ。基本的にクラプトンのバンド(クリス・ステイントン、アンディ・フェアウェザ・ロウの顔も確認できた)にゲストが加わる、って感じでしたかね。

もうこれがなんとも悶絶シーンの連続で、失禁寸前でしたよ。マジで。特に一番“来た”のは、「Something」かな。ポールがウクレレで、昨年の来日公演と同様のスタイルで歌うんだけど、間奏部分からバンドが加わるんですよ。で、ツーコラス目から、クラプトンとジェフ・リンのツインボーカルになる、という構成。そこへまたポールが絡むと。観てて気絶するかと思った。若き日のジョージにソックリなダニー君とポールのツーショットとか、もうヤバ過ぎ。

普段コンサートをやってるホール(日本青年館)で観てる、というのもあって、実際に自分がロイヤルアルバートホールにいるような錯覚に陥る瞬間が何度もあって、臨場感ありまくりでしたね。家でDVDを観てるのとはまるで違う、貴重な体験をしましたよ。しかも、オリビアさんやクラプトンと一緒に観たワケだしさ。

上映が終わったあと、なんだか凄い幸せな気分だった。いいものを見せて頂いたなと。