つんく♂の本意

キャピトル・レコードが、創立60周年記念のCDボックスを発売したそうで、気になるのは、やはりビーチ・ボーイズ

「Wouldn't It Be Nice」と「Good Vibrations」の2曲が収録されているとか。このボックスは全曲デジタル・リマスタリングされているという話しもあるのだが、「ちょっと音が良くなったかもしれない2曲」の為に大枚を叩くのもどうかと思うので、ボクはパスかな。「Good Vibrations」の“トゥルーステレオバージョン”なんてものが収録されてたら、当然買うけど。そりゃ夢だけどさ。

夢じゃ無かった『Live At Knebworth 1980』を、一日中聴いていました。これは一生モノですね、間違い無く。いろいろと発見事も多くて、久しぶりに細かいとこまで聴き込んでしまった。これからレビュー書くんだけど。でもビーチ・ボーイズ関連て研究が進んでるから、レビューを発表するの怖いんだよね。迂闊なこと書くとツッコミが入るしさ。少しお手柔らかに頼みますよ。ホントに。

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モー娘。の「ここにいるぜぇ!」を、Mステでまた観た。やっぱアレは、「モーヲタのみ」に向けられた曲だな。コンサートやイベントで騒げるように。ボクには「寒い」だけ。「とりあえずヲタを繋ぎ留める安全牌」というかさ。「騒がせとけばいいだろう」みたいな。

それにひきかえ、ヲタ以外にも目を向けた松浦亜弥のほうが、100歩先を見てるね。どっちも舵をとってるのは、つんく♂なんだけど。そうさせてしまったアーティストパワーの差が、今のモー娘。と松浦の間にはハッキリとある、ってゆうかさ。なんて訳知り顔で語ってみたりする。

ところで、秋元康美空ひばりさんとのコラボレーション(「川の流れのように」)で、「おニャン子だけじゃないぞ」と、世間一般にアピールしたように、つんく♂も「モー娘。だけじゃないぞ」というところを見せたいのだろうか?松浦ならやってくれるハズだ。と信じて疑わないボクは、ヲタでしょうか?