ソニン「津軽海峡の女」

ソニンの11月20日発売のニューシングル「津軽海峡の女」は、前作「カレーライスの女」よりも「ロック色が濃くなった」、とのウワサ。

何を指して「ロック色」というのかは、よくわからないが。ギターが歪んでる演歌はいくらでもあるし、アコギ一本でも十分に「ロック」を感じる曲もある。要は、演者の「心意気の問題」だと思うが。なんて意見は今更だね。ソニンは既に、「生き様」が十分「ロック」かもよ?。

ところでその「津軽海峡の女」のカップリング曲は、発売中止になった幻のアルバム、『EE JUMPコレクション1』に収録されるハズだった曲、「MISSING YOU」らしい。前作、「カレーライスの女」のカップリング「愛はもっとそうじゃなくて」も、『EE JUMPコレクション1』収録予定だった曲である。悪く言えば「使い回し」だが、小出しにされた曲を並べて、「幻のアルバムに近いもの」を作る楽しみができましたね。

多くのビーチ・ボーイズ・ファンも、やはり小出しにされてきた、幻のアルバム『SMILE』に収録予定だった曲やブート音源を並べて、“仮想『SMILE』”を想像してきたことでしょう。そういった「マニアの悲しい習性」が、EE JUMPで活かされるとは、なんとも複雑ではあります。

発売中止になった原因が、片やノイローゼ、片やキャバクラ豪遊。と、ここまで書いて思いだしたけど、今年の2月23日にブライアン・ウィルソンと握手した約1ヶ月後の3月21日、ボクはユウキとも握手してるんだな。あの瞬間、彼に悪運を渡してしまったのか?。まさか。

この問題は根が深そうなので、今後の研究課題と致します(ウソ)。