今年観たライブを軽く振り返ってみる

ここで取り上げる話題を選ぶ際、アレはやめよう、コレはやめようと規制をかけているうちに、だんだんと自分内禁止要項が増えてきてしまいました。

まず第一に、自分が“読みたくない”、と思うようなことは書かない、というのが大前提にあるワケですが。例えばWEB日記に、会社や仕事に対する不満や愚痴を、ダラダラと書き連ねてる人をよく見かけるけど、逆に彼らが読み手にまわった場合、他人の愚痴をわざわざ読みたいと思うのか?とか。誰でも取りあげてそうな話題は避ける、とかさ。そうやって規制をかけているうちに、少しづつでも自分のカラーみたいなもんが形成されてきてるんではないか、と思うんだが・・・。世の中にこれほど個人サイトが氾濫してると、独自の色を出そうと思っても、なかなか難しいもんです。ブライアン・ウィルソン井川遥様について同時に熱く語ってるヤツなんて、そうはいないだろう、とか思っても、現実には大勢存在するワケですよ。検索してみりゃわかるけど。もう差別化なんて不可能なんじゃないか、って気がしないでもないが。まぁ、肝心なのはセンスだよな、というところに、結局落ち着きますがね。

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先日チャリティーオークションで勝ち取った、「バーバパパとうみがめのおやこ」の絵本(井川遥様のサイン入り。というか、それが目当て)が、遂に我が家に到着しました。感慨もひとしおです。つい念入りに、指紋をチェックしてしまいましたよ。これ用に耐火金庫を買おうかと、マジで検討中。火事で家が燃えても、これだけは燃やすワケにはいかんのだ!本気だよ。今夜は抱いて眠ろう。

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今年も例年どおり、節操無くいろいろなライブに行ったワケだが、なんと言っても残念だったのが、ブライアン・ウィルソンの来日延期。日本公演初日の9日前に、テロ勃発で来日できず。全公演を制覇するべく、移動手段、宿泊施設共、全て準備万全だったボクは、心に穴がポッカリ。その穴を埋めてくれたのが遥様だったのだが、その話しは今日はやめとこう。

なかなか見れないレアなライブという点では、なんと言っても倉木麻衣の「爽健美茶ライブ」でしょうね。しかも、一番競争率の高かった名古屋公演。熱心なファンには申し訳ないけど、間近で堪能させてもらいました。カワイかったよ、麻衣ちゃん。表が倉木ならば、裏は坂上弘さんかな。「交通地獄」で有名な坂上弘さんと言っても、どれくらいの人がわかるか疑問だが。なんの前触れもなく、尾崎豊の「卒業」を歌いながら、突然ボクの目の前に姿を現わした坂上さん。それは忘れもしない(忘れたけど日記で確認した)6月22日にロフトプラスワンで行われた、『復活!裏モノナイト !! 』というイベントでの出来事だったんだけど。全国の変わったオジサンを取材しているという某ライターが、“この人はすごいよ”ということで連れてきたんだけどね。後日、このオジサンはマニアの間ではカルト的な存在、ということを知ってビックリしたんだが、坂上弘さんが歌うところを目の前で見れたのは、倉木麻衣のライブを目の前で見たことよりも、ある意味レアだったかもしれない。彼女のファンには怒られそうだが。生で聴いた「交通地獄」(勿論フルコーラス)はインパクト有り過ぎだったよ。

今年のライブ三昧は、ナンバーガールに始り、エリック・クラプトンで終ったボク。果して来年は、どんな人達の熱演を目撃するのだろう?新年一発目は、再結成フォーリーブス美輪明宏の2daysという予定。我ながら凄い組み合わせを選んだな、と自負しております。