「井川遥展」@ラフォーレ原宿、鳥肌実「万歳革命」@代々木競技場

ジョージ・ハリスン関連のサイトを見てまわってたら、ボクが観に行ったジョ-ジの横浜公演が行なわれたのは、1991年12月1日だということが判明。つまり、ちょうど10年前の今日です。なんだか、複雑な心境ですね。そして2001年12月1日の今日、ボクが観に行ったのは、「井川遥展」と鳥肌実「万歳革命」という、なんともアンバランスな2本立て。

井川遥展」の会場となった、ラフォーレ原宿という建物。あそこの前は何百回も通ったことあるけど、生まれて初めて入りました。なかなか男性には縁のないビルですからね。エレベーターで最上階まで登ると、そこからはもう、井川ワールド一色です。彼女が残した全仕事が集結しておりました。過去に掲載された全雑誌の全ページ、全CM、宣材の細かなバージョン違いまで、よくぞここまで集めたという、気が遠くなるなような世界。地方限定のCMや、毎日放送の「魔法のレストラン」も見れたのは大収穫でしたね。それにしても、アデランスのCMの種類の多さには驚き。途中で数えられなくなったほどでした。彼女の爆発的な人気に対するアデランスの貢献度というものがいかに大きいか、ということを再確認しましたね。

本人がいない、一個人の展覧会。しかも有料。これで人が来るのか?と思ったら大間違いで、入場者は後を絶たず大盛況。しかも、女性が異常に多かったのが驚きでした。 今までボクは彼女に対して、理性を失うほどの危ないファンだったことを、ここに告白します(もうバレてたか?)。でも今日、自分の中で決着がついたというか。別にファンをやめるワケじゃないけど、これからは節度のある大人として、応援していこうと誓ったね(誰に?)。帰りに、公式トレカと専用バインダーを購入。“トレカが1箱6300円というのは、ちょっと高くないか?”と冷静に考えられるようになったのは、理性を取り戻した証拠かもしれません。結局買ったんだけどさ。ボクの前の客が3箱も買っていたのを見て、“アイツは理性を失ってる”と思えただけでも、マシかもね。まぁ他人から見たら、どっちも一緒だろうけど。

国立代々木競技場に移動して、鳥肌実「万歳革命」。演説だけで何千もの人が集るナゾの芸人。一度見に行きたいと常々思っていたのだが、やっとチャンスが巡ってきました。一体、どんな客が来るのかと思ってたけど、まるでフツーで、ユーミンやサザンのライブと、なんら変りがないんじゃないか?という感じでしたね。十代らしき女の子達がグッズ売り場で、鳥肌実のポスターを見てキャーキャー言ってるのが、なんだか不思議な光景に見えましたが。で、演説内容なんだけど、当然書けないことばかりで、とてもレポートなんてできないのが残念。ボクが仮に彼と同じことを考えてたとしても、とてもじゃないけど、ここには書けませんね。刺されちゃうよ、アレじゃ。

終演後、渋谷で軽く飲んでから池尻大橋に移動。友達に、井川グッズを見せびらかす。ここでも軽く飲んで、帰りにみんなで三宿のラーメン屋に寄ったりしてたら、もう3時でした。