2001年5月(旧サイトより移行)

●5月1日(火)

ここのところ、やたらとマックに入ることが多い。もう、あの赤い看板を見ただけでつい・・・。他のファーストフード店じゃだめ。マックじゃなきゃ。でも不幸なことに、ボクの家の最寄駅にはマックがありません。隣の駅にも、その隣の駅にも、その先にもあるのに。で、今日もわざわざ電車に乗って、隣駅のマックでお昼ごはん。昼間にあそこでボーッとしてる瞬間が、最近の一番のお気に入りタイム。

しばらくボーッとしてから、恵比寿ガーデンシネマで『ハイ・フィデリティ』を見ました。早く見に行こうと思っていながら先送り、という得意のパターンで今日まできてしまい、慌てて行ってきました。これ明日で上映が終ってしまうのですよ。で、どんな映画かっていうと、中古レコード屋を経営する恋愛が下手な音楽マニアが主人公の、ちょっと変ったラブストーリー、といったもの。多少、ロック・ポップスの知識があると、余計に面白いかもしれないけど、そんなにコアな用語は出てこないので、誰でも楽しめるようになってます。ブルース・スプリングスティーンもチラッと出演してたりするので、要注意。

帰りに渋谷でCDチェック。石野卓球ジャネット・ジャクソンの12'、マドンナの12'と、ジャケ買いしたくなるアナログがいろいろあって困ったけど、また今度。で、買ったのはトッド・ラングレン。“Todd Archive Series”のVol.5~Vol.7が、それぞれ2枚組でイッキに発売されたもんだから、これは聴くほうもたいへんです。“「ドッキドキ!LOVEメール」の振り付けを覚えてる場合じゃないぞ、コラッ!”と、トッドがドッサリ宿題をくれた気分ですよ、まったく。でもウレシイ宿題だったな、これは。



●5月2日(水)

最近、音楽ライターという職業は、とてつもなくリスクの大きい仕事なんじゃないか?と思うようになってきた。そりゃ確かにイロイロとオイシイ面もあるかもしれない。けど、各方面のBBSとかで名指しで叩かれてるのを見てると、いたたまれなくなってくるよ。あれ、当人がみたらどう思うんだろう?まぁ、芸能人、スポーツ選手、文化人などの著名人、全てそうなんだろうけどさ。ボクにはチョット耐えられないね。著名人になる予定も才能もないけど。だからこれからは、あまり露骨な表現は避けようかな、なんて、過去の自分を反省してみたりする。こんなヘボい“一個人サイト”でも、一応“公の場”であるワケだし。

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宇多田ヒカルファンのかたから、“(Hikkiも)みてるかもよ~!”なんてメールを頂きました。“ヘボい個人サイト”だろうが、ネットで公開してる以上、可能性がナイとは言い切れないもんね。もし見てたら、“見てるよ”と一言、日記に書いてくれたら、それだけでボクは今後の人生を乗り切れそうだよ。ちなみに、もうすぐ誕生日なんだぁ、Hikki(とお願いしてみる)。



●5月3日(木)

アナログ盤を買う楽しみのひとつに“ジャケット”がある。やっぱりCDのちっちゃいジャケットじゃ、イマイチ迫力に欠けるというもの。日本のアナログ盤文化には、さらに“帯”なんてものもあって、オタクなコレクターは、これにもこだわりをみせたりします。CDの時代に移行しても“帯のようなもの”が付いてたりするけど、あれは“帯状”ではないもんね。で、アレの欠点はというと、ジャケットの一部が隠れてしまうということでしょう。バンドなんかだと、隠れて見えなくなってしまうメンバーなんかもいて、気の毒です。ジャケット写真の撮影の時に、“オレは端っこはイヤだ!”とかいって、もめたバンドなんかもあったりして。でも、黄金時代の松田聖子の一連のアルバムのように、“帯”の色が作品全体のカラーを表してるようなものもあったりして、帯もあなどれません。あれなんて、サウンド、ジャケット、歌詞カード、帯、全てで一つの作品になってたもんね。

そんな黄金時代の彼女を手掛けた、若松宗雄さんというディレクターがいるのだが、彼が当時、聖子のチョイあとくらいに担当した歌手で、松本典子という子がいました(現在、西武ライオンズの笘篠コーチ夫人)。若松さんの彼女に対する気合の入れようは尋常じゃなく、(ディスコグラフィーの作品提供者名を見てもらえれば分かると思う)今にして思えば、松本隆の手を借りずに、松本ワールドを自分で再現しようとしてたんじゃなかろうか?なんて思います(結局最後は、松本さんの手を借りたが)。なもんだから、松本典子って人は、“松田聖子のコピー”みたいな言われかたをされたりして気の毒な気もしたけど、今度は何の因果か、娘のデビュー時期までかぶってしまいました。ボクは、“どっちもガンバレ!”と、無責任なエールを送るだけです。

“若松宗雄”で検索かけて気がついたけど、PUFFYも若松さんだったんだね。知らなかったよ。すげぇぜ、若松さん。『若松宗雄BOX』とか出ないかなぁ。出ないよな。

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“うたばん”で見た、カントリー娘。の牧場仕事。“りんね”も“あさみ”もイキイキしてたね。石川梨華なんかより、全然輝いてたよ。あの二人がいるなら、牧場暮らしも悪くないな、なんてマジで考えてしまった。そんなことより、華原朋美が歌う時の頭の揺れ方が、サンダーバードの人形みたいで笑ったな。



●5月4日(金)

そのままにしておけばいいものを、自分で手を加えたばっかりにおかしくなってしまった、ってことないですか?例えば自分のギターに、できもしない改造をしようとして手がつけられなくなってしまい、結局プロのリペアマンにお願いしてしまったとか(実録:15歳のボク)。例えばカッコつけたがりの年頃に、茶髪にしようと思って自分でやったらムラができて、なんだか貧相な茶髪になってしまったとか(実録:16歳のボク)。最近でもよく見かけますね、“貧相な茶髪”。ボクはもう、毛根に悪そうなことはしないつもりなので、たぶんずっとこのままかな。そんな心構えが功を奏したのか、今でも十代の頃と変わらない生え際をキープしてます(実録:現在のボク)。

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十代の後半頃に、狂ったように“歌謡ミニコミ”を読み漁ってた時期がありました。その頃の執筆者達は、今ナニをやってるのかなぁ?なんて思い出しては、時々ネットで検索してみたり。でも全然見つからないんだよね、これが。しかし、何気によく見るページからリンクを辿っているうちに、どうも、“アノ雑誌”の元スタッフが作ってると思われるページを発見。プロフィールを見てみたら、やっぱり間違いないようです。しかも、うちのすぐそばに住んでるみたい。なんだか、小学校のクラスメイトにバッタリ会ったような感じ。インターネットって、おもしろいじゃん!なんて改めて思った。メールだしてみようかなぁ?でも、ボクが一方的に知ってるだけで、向こうはこっちのことなんて知らない。当り前だよ、ただの元読者だもん。でも、今のボクの人格形成に、メチャクチャ影響を与えたんだよ、ってことを伝えておきたい気もするけど。ちなみに、ボクが初めて“音楽がらみ”の文章を書いたのも、“アノ雑誌”の為でした(ボツったが)。今読むと絶句するような内容なんだこれが。おニャン子クラブ女子プロレスプログレの話だもん。今と芸風がまったく変ってないよ。まるで進歩ナシ。今これを読んでる人が、10年後くらいにたまたまネットでボクを見つけた時、“こいつ、進歩ねぇなぁ...”と、“心から”思えるような、そんなサイトオーナーを目指したいと思います。本気だよ。

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あれほど、“全然、オーラねぇじゃん!”とか、“田舎クサ~”なんていってたカントリー娘。が、昨日から気になってしょうがないよ。で、早速YAHOOオークションで彼女らのアイテムを調査したところ、なんだか、サイン入りCDが沢山でてきた。りんねちゃん、サインし過ぎだな。これらが全部本物だと仮定した場合の話だけど。あーゆーのが出品されてるのを見るのは、なんかツライね。とか言いながら入札しそうになったが。



●5月5日(土)

ボクがよく話題にする、“無理矢理なハーモニー”。ハモりに馴れていない人が主旋律以外を歌う時って、急に声が大きくなったりしない?カラオケとかでさ。アレ、困るよね。“メイン”を歌ってるほうとしては。“ハモリ”というより、ただズレてるだけ、ってこともあるし。ボクの友達で、オケに対して、キッチリ半音ずらして歌うことができる人がいるけど、最後まで聴いてると、なかなか気持ちワルイよ。本人はズレてることに気がついてないのが、逆にスゴイと思うけど。 最近、やたらと“椎名林檎ふう”のシンガーを耳にすると思わない?ざっと数えただけでも、4~5人はいるよね。矢井田瞳がでてきた時、やたら“林檎のパクリ”みたいな言われ方をされたけど、昨今の“林檎ふう”シンガーと比べたら、全然個性あるよね、ヤイコ。そのうち、“矢井田のパクリ”なんて言われる人もでてきたりして。そこで、“林檎ふう”シンガーを全員集めてコーラスをやらせたら、椎名林檎の一人多重コーラスみたいな効果がだせるのかな?なんて、バカなことを考えてみた。誰かのピッチがズレてても、みんな似てるから誰だかわかりやしない。昔、モノマネ番組で、“10人の森進一”ってヤツを見たことあるけど、あれはスゴイ光景だったね。ところで、森進一のマネをする人って、みんな“コンバンワ、森進一です”って言うけど、あれを最初に始めた人って、誰なんだろう?なんだか、めちゃくちゃ知りたいです。

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福岡ドームで行なわれた『WRESTLING DONTAKU 2001』。散々な内容でしたね。ゴールデンタイムでの放送を2度連続でハズして、新たなファンの獲得に大失敗どころか、従来のファンも、だいぶ離れていっちゃったんじゃないか?、と、余計な心配をしたくなるよ、ホント。



●5月6日(日)

横浜ランドマークプラザで、念願の“ナマ松浦亜弥”を見てきました。ゴールデンウィークを利用してのデビューキャンペーン最終日だったワケだけど、午前中からよくもまぁ、こんだけ集まったね(オレも含む)、ってくらいの大観衆。同じ場所で3月にchee'sを見た時のような軽い気持ちで開始10分前頃に行ったら、既にボクらが入り込む余地はなく、渋々4Fから視線を送ることになりました。デビュー曲「ドッキドキ!LOVEメール」に合わせて登場した彼女は、そりゃもう輝いてましたよ。伸びやかなボーカルは、晴れ渡ったこの日の青空のよう(なんてクサいフレーズ!)。でも、ホントにそう思ったんだよな。僅かな時間だったけど、全レパートリー(2曲だけだが)も聴けたし、自分的には、大満足でしたね。

せっかく横浜に来たんだし天気もいいので、ダラダラとお散歩。で、たどり着いたのは、『横濱カレーミュージアム』。GW最終日のお昼時、当然のように長蛇の列です。行列好きの日本人らしく、ボクらは最後尾へ。“なんちゃってインド人”に扮した、どっからどう見てみても日本人にしか見えない、日本語が流暢な店員(つまり日本人)に案内されて、ようやく席についたのは1時間後でした。1時間も待たされて食べたカレーの味は果してどうだったのか?まぁ、可もなく不可もなくといったところかな。でもなんだかアリガタミを感じたのは、“行列マジック”の成せるワザか?

続いて今度は秋葉原へ移動して、“社会勉強”と称したアヤシイお店巡り。でもボクは既に疲労がピークに達していたので、早くビールが飲みたいだけ。居酒屋になだれ込んだ時は、既に20時近く。ひたすら食う飲む。御開き後、別の友達が飲んでるお店へ顔を出したら、また“はじめまして”の女性が一人。彼女はUDO音楽事務所勤務とのこと。“ウドーのカモ”とも言われているボクにとっては、力強いコネクションがまた一つ。“キッス5回行ったよ”って言ったら呆れてましたが。

そんなこんなで長い一日だったけど、寝るまでずーっと、松浦亜弥の歌が頭の中でグルグル回っていたのは言うまでもありません。ヤバイです。



●5月8日(火)

“NO MUSIC NO LIFE”なんてコピーがあったけど、誰でもひとつやふたつ、“これがないと生きていけないのよ”、ってモノがあるよね?(推測その1)。さしあたって今のボクは、マックとビールかな。では、トライセラトップス和田唱クンの場合はどうでしょう?それはきっと、“Wow Wow”と、“Oh Yeah”でしょう(推測その2)。楽曲中に、“Wow Wow”と、“Oh Yeah”が出てくる確率は、おそらくトライセラが日本一。小泉首相の支持率なんて、軽く超えてしまうでしょう(推測その3)。“Wow Wow”、“Oh Yeah”禁止令なんてのが発令されたら、きっと彼は曲が作れなくなってしまうに違いありません。なんてこと言ってると、イジメてるみたいだね。改めて言うのもなんだけど、ボクは彼の大ファンです。天井にトライセラのポスターを貼って、ベッドに寝転んだ時、いつも彼の笑顔が見れるようにしてる程のファン、というワケではないけれど。“カワイイ子には旅をさせろ”みたいなもんです(意味不明)。

“ベッドに寝転んで”といえば、寝ても覚めても「ドッキドキ!LOVEメール」ばかり聴いてるボク。思いあまって、こんなものを書いてしまいました。普段ボクが音楽を聴く時に、どんなことを考えながら聴いているのか、ってことを知ってもらうにはいいサンプルにもなったので、よかったら目を通してみてください。



●5月9日(水)

いつもワケのわからない話しを垂れ流してるボクだけど、まったく噛み合いそうもない二つの話題を、ムリヤリこじつけてひとつにまとめられた時は、意外にウレシかったりします。心の中でガッツポーズとったりして。松任谷由実呉田軽穂名義で「ロックン・ルージュ」を作曲してる時、転調したキーを、サビの最後で元のキーに戻せた瞬間、やはりガッツポーズをとったらしい(本人談)。それと似たようなもんですかね?、なんてこと言ったらユーミンに失礼だな。作曲と駄文を一緒にしちゃね。

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それにしても「ドッキドキ!LOVEメール」だが。今やボクは、あの曲の中で演奏されてる楽器の定位がひとつでも違えば、瞬時に聴き分けられるくらい聴き込んでるよ。一曲をここまで隅々聴いたのは、嵐の「A・RA・SHI」以来かな。その情熱をもっとほかのことに使ったら?、なんて言わないでね。“♪情熱~愛が燃えてる~”by斎藤由貴(意味不明)。そうか、これは愛だったのか!、気がつかなかったぜ、亜弥。

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皆さんは、生まれ変わったらナニになりたいですか?ボクはつんくになりたいよ。いやマジほんと。一人のミュージシャンに、これほどシンパシーとジェラシーを同時に感じたことなんて、今までなかったよ。B'zや小室哲哉になりたいなんて、一度も思ったことなかったのに。それは、作ってる音楽が好きとか嫌いという次元ではなくて・・・。つんくってさぁ、なんか、仕事をすごい楽しんでるじゃん?作ってる本人が楽しくなきゃ、聴いてるほうが楽しくなるワケないもんね。これって、ほんと才能だと思う。ボクが音楽作るのやめたのは、楽しさより辛さが上回っちゃったからんなんだよね。あのまま続けてたら、音楽嫌いになってたかもしれない。だから、つんくみたいな人をみてると、無条件降伏だよ。勿論、彼も辛い思いは当然してるんだろうけど、それを表に出さないし音にも出てない。そこだよね。

とかなんとかグタグタ言ってないで、素直に“松浦亜弥と一緒にレコーディングしてみたいから”って言やぁいいじゃん>自分。回りくどいヤツだよな、ホント。



●5月10日(木)

ボクが一番好きなドラマーは、ここでも何度も言ってるとおり、The Whoキース・ムーン。なにがいいかっていったら、テクニックはあるんだけど、それをひけらかすようなことはせず、ドタバタしてるようで、リズムが乱れないところ。それとは別に、彼のキャラクターも大好きなんだけどね。“キャラクターが好きなドラマー”といったら、日本にも村上“PONTA”秀一という偉大なドラマーがいます。勿論、彼のドラミングも大好きだけど、ご存知のように彼はめちゃくちゃテクニシャンです。ボクは基本的に、ボーカリストにしても楽器のプレイヤーにしても、テクニシャン系ってニガテなんだけど、ナゼかPONTAは好きなんだよね。上手いのが嫌みに聞こえないというか。ボクは勝手に彼のことを、“ガキ大将ドラム”と呼んでます。こう言うと、なんとなくキース・ムーンとの共通項が見えてくるような気がしない?

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ホームページのアクセス数というのは、普通、週末になると若干落ちるらしい。これは、学校や会社からのアクセスが減るのが原因とか。ところが、前々から不思議だったんだけど、ボクのページは週末の方がアクセスが多いんだよね。これってどういうこと?ハズカシイから、会社とかじゃ見れないの?それは正しい選択でしょう。最近、松浦亜弥のことばっかり書いてて、みんな引いてるだろうな、とか思ったら、これまた逆にアクセスアップだよ。やりたいようにやればやるほど読者が増えるという現実に気をよくして、益々我が道に拍車がかかりそう。読者のニーズを気にしない姿勢がニーズなのか?なんだか、ホントやりやすいページです。サンキュー。



●5月11日(金)

しっかりとした自分のカラーみたいなものを打ち出してきて、“宇多田のパクリ”なんて言われてたのが、随分昔のことのような最近の倉木麻衣。やはり売れるとパクリと叩かれやすいのかな。サーフィスがB'zのパクリと叩かれないのは、単に売れてないかからだとするならば、それは逆に彼らにとって幸運なことなのかもね。でも、サーフィスの二人の愛車が自転車というのもあんまりなので、もうちょっと売れたとしてもバチは当らないでしょう(彼らは免許すら持ってない)。

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今夜は特に予定もなかったので、誰か女の子を誘い出して飲みに行こうかなぁ、とか思ってたところにお誘いメールが入ってきた。なんていいタイミング。で、渋谷に集合。最近できたばっかりのお店に入ってみたところ、なかなかイイ感じ。女の子同士できてる人も多いみたいで、ナンパ目当ての人にはオススメ。ただし料金高め。しかも店名は教えない。ずるい僕。 2件目のお店に入ったところ、レーザージュークを発見した友達が、気を効かして松浦亜弥の「ドッキドキ!LOVEメール」をリクエスト。瞬きもしないで見入るボク。その後、何度もこの曲をリクエストしたのは言うまでもありません。ナゼか他の曲の時よりも、松浦亜弥の曲のほうがボリュームがでかかったのは、ボクのせいじゃないよ。けど痛快だったなぁ。



●5月12日(土)

昨年、『勝訴ストリップ』が発売された直後のインタビューで、“みんなワタシがどんな死に方するか楽しみなんでしょ”みたいなことを言っていた椎名林檎。しかし、彼女は順調に幸せの階段を上っているようで、まさかあの当時に今の自分の状況は予想もしていなかったでしょうね。なんだかんだいって、浜崎あゆみよりは椎名林檎のほうが長生きしそうな気がするんだけどな。

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“出会い系サイト”で知り合った人達が、なにかのトラブルに陥って、殺傷事件になったりすると、マスコミはオモシロがってとりあげたりします。そうすると、ナゼか“ネットがいけない”みたいな言い方をする人が必ず現れるじゃない?いまだに。友達にもいるけどさ。彼は、“メールで人間が繋がってるのは絶対おかしい”とか言って、頑なにパソコンやi-modeの使用を拒否してたりする。問題なのは使う当人であって、“ツール”のせいじゃないと思うんだがなぁ。

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ボクが出したメールの返事に、ちょっとチンプンカンプンなことが書いてあったから、自分の送ったメールを読み返してみる。たしかに、そうとられる書き方してたね、オレ。いまさらながら、文字だけのコミュニケーションって難しいな、とか思ったさ。

“♪何度も同じメール見ちゃってるこの感じ ・・・”



●5月13日(日)

一部で大評判の、The d.e.pだが。ボク的には、なんといっても屋敷豪太のドラムだな。彼が、シンプルな8ビートを叩くのって初めて聴いたけど、これがめちゃくちゃいい。テクノロジーに精通してるドラマーが叩くシンプルなビートって、なんだか異常に心地いいような気がするんだがどうだろう?高橋ユキヒロにしてもそうだなぁ。矢沢永吉の「時間よ止れ」とか、桑名正博の「哀愁トゥナイト」のドラム、大好きだったし(どっちもドラムはユキヒロ)。現在は、ろくに楽器が弾けなくてもコンピュータがいじれれば、そこそこの曲が作れちゃうじゃない?これって革命的なことだし、埋もれてた才能を発揮するチャンスも増えて素晴らしいことだけれども、やっぱり“基盤があった上でのテクノロジー”が理想なのかもね。豪太のドラムを聴いてたら、ふと、そんなことが頭を過りましたとさ。

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DoCoMoパルディオで64kbpsのサービスを開始する時、モニター募集に当って、一般よりも一足先に高速モバイルを体験して悦に浸ってたボク。その時に無料で貸し出された端末は、モニター終了後、そのまま貰えたんだよね。で、いよいよ次世代携帯“FOMA”のモニター募集も始めたらしいので早速応募しようと思ったら、今度はモニター終了時に端末を返却しなきゃならないみたい。それを知って、すっかり応募する気が無くなっちゃった。ケチんなったよなぁ、DoCoMo

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なんだかわかんないけど、“松浦効果”でスゴイことになってます、このページ。ネットって、すぐ反応が返ってきてオモシロイね。やっぱり、ボクに期待されてるのは、この路線なんだろうか?調子に乗らせると、歯止めが効かなくなるよ、いいの?



●5月14日(月)

松浦亜弥の作品で、絶大なる信頼を経た(ボクにだけか?)つんく氏が新たに放ったEE JUMPののニューシングル、「おっととっと夏だぜ!」。もう止んないね、つんく。次々に場面展開していく曲構成が、まるでテープの継ぎはぎのよう。実際、一昔前のレコーディング方法だったら、テープにハサミ入れないとできないよね、こんな曲。メロディアスな作品と平行して、このテの曲もできるのが才能の証し。ちょっと、おちゃらけ系の曲をやろうとした場合、たいがいは詞でウケを狙うじゃない?でも、ちゃんと曲構成とかサウンドも、歌詞に対応してるのが素晴らしい。これで、秋元康&後藤次利コンビを越えたといっていいんじゃないか?ところでこの場合、ナニを指して“越えた”というのだろう?こんなこと考えてるの、ボクだけか?

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『話を聞かない男、地図が読めない女』なんて本があるけど、なんとも言い得て妙なタイトルだね。でも、ボクはまるで正反対かも。人の話はちゃんと聞くほうだと思うんだが。聞いた上での、理に叶った答えを出すのはめちゃくちゃ得意だよ。そのかわり、話を聞かない時は全く聞かないけど。100かZEROだよね。ちなみに、地図は超ニガテです。たぶん、読解力は小学生レベル。マジで。これ、ちょっとコンプレックスなんだよな。でも、別に地図なんて読めなくたって、こうして生きてられるんだから、いいじゃん、イイジャン、EE JUMP

ちゃんと繋がったな。



●5月15日(火)

そんなにヘソが好きか?

というのも、浜崎あゆみが新しいCMに出演するってことで開かれた記者会見。これを報道したマスコミのほとんどは、“ヘソ出しルック”を強調してたじゃん?。過去にも、いろんなタレントの“ヘソ出し”に関する報道を見てきたけど、ウレシイかなぁ?ヘソが。例えば、どんなに素晴らしいライブをやったとしても、“へそ出しルックでノリノリ!”とか書かれちゃうんだよね。“渾身のパフォーマンス”も、“ヘソ”には勝てないってことか?中には“へそフェチ”の人もいるかもしれないけど、需要的にはどうなんだろうなぁ?そんなこと言ってるボクは、“〇〇フェチ”。“〇〇出して、ボルテージは最高潮!”なんて文字を見るとウレシクなったりする。結局、ボクも芸能マスコミと同次元てことなんだな。バカな生き物だよね。で、“〇〇”ってナンダ?

※ヒント:友達の女の子に言わせれば、“そんなのフツーじゃん”てことらしい。オレってフツーなの?

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「ドッキドキ!LOVEメール」の振り付けは、勿論既に“完全コピー済み”のボク。まだ誰にも見せてないけど。外出中にあの曲を聴きながら歩いてると、つい、“ちょっとだけ”体が動いてしまう。申し訳なさそうに、小さくね。“この人、なんで地面に向ってピースしてんだろう?”とか思われてるかもね。

これでもオレってフツーなの?



●5月16日(水)

現在のメンバー構成になってからリリースされたタンポポの曲って、ギターがブライアン・メイっぽいよな、とか、カントリー娘。の曲のギターは、田中星児の「ビューティフルサンデー」みたいだな、とか思ってみたり。同じツインリードギターでも、こうも印象が違うなんてオモシロイよね。「ビューティフルサンデー」といえば競作だが、最近競作で話題になった曲といえば「明日があるさ」でしょう。ボクは圧倒的に、ウルフルズ・バージョンのほうが好きだな。Re:JAPANはちょっとニガテ。というか吉本のタレントって、単体ではOKなんだけど、大勢集まるとなんかダメなんだよね。まだ、山田花子がソロで全部歌ってくれたほうが、ボク的にはOKです。世間的にはNGだろうけど。

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3月は、キッスだナイアガラだと忙しくて、睡眠時間を確保するのが大変なほどだったのに、先月、今月は大きなイベントもなく、なんだかサミシイ今日この頃。もしも近々ライブツアーが始ったら追いかけようと思ってるのは、今のところ、ガンズ&ローゼズ、トッド・ラングレン宇多田ヒカル松浦亜弥、といったところかな。まぁ、松浦亜弥に関しては、まだソロツアーは無理だろうし、他の3組にしても、今現在ライブの話しは耳にしてない。誰か早くボクを忙しくさせておくれよって感じ。しばらくは、おとなしく単発でポツポツとライブに通うことになりそうだね。



●5月17日(木)

なんだか最近、“4オクターブ”声が出るとか、5オクターブ出るとか、それが売りになってるような人の記事をよく見かける気がするんだが。そりゃまぁ、ボーカリストとしては音域が狭いよりは広いほうがいいのかもしれないけど。でも、別に音楽は競技じゃないんだから、そんなに強調されてもなぁ。あぁ、どうせオレは1オクターブちょっとしか出ないさ(正確には10度)。キミ達の歌なんて、カラオケで歌ってやらないよ(歌えないだけ)。なんてね。ただのヒガミだから気にしないでください>w-inds.の慶太クンへ。ホントはファンなんだよ。

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昨日、“追っかけ予定ミュージシャン”を4組ほど挙げたけど、大御所を忘れてました。忘れたというより、“もう日本では見れないだろうな”という諦めから、あえて名前は出さなかったんだけど。ポール・マッカートニー。なんと、9月頃からワールド・ツアーに出るんだと!こりゃ大変なことになってきた。早々とここで宣言しちゃうけど、来日したら日本公演は全部行くさ!あたりまえじゃん。全公演レポート予定。もうホントにこれが見納めだろうな。まだ正式発表はナイけど、なんだか燃えてきたぞ!。

燃えてきたのはいいが、飴を口の中に入れたままウトウトしてたら、喉につまって窒息しそうになったよ。こんなんで死んだらシャレんなんないよな。マジやばかったです。



●5月18日(金)

後藤次利が自らバンマスを務めた、野猿“完全撤収”ライブの模様をチラッと見ました。エンディングの演出は、おニャン子ラストライブと同じだったね。奇しくも、代々木体育館で18時開演というシチュエーション。野猿には全然興味なかったけど、あのシーンを見てたら、14年前の“あの日”を思い出して、なんだか胸が熱くなってしまいました。同じように“熱く”なった連中が、今年も9月20日の代々木公園に集合するのでしょう。でも、まだ4ヶ月も先じゃん。覚えてられるかな?去年は忘れちゃったんだよな。

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なんだか騒がしくなってきたポール・マッカートニー周辺だが。遅れ馳せながら、『WINGSPAN』を買ってきました。お約束の“24ビットデジタルリマスタリング”です。ちょっとシャレになんないくらい音質が向上してるよ、コレ。音にはあまり拘らないボクが驚いたんだから、かなりなもんです。改めてウイングス時代の作品を聴いてみて思ったのは、ポールって人は、ソングライター、ボーカリスト、プレイヤー、どの側面から見ても、ボクのストライクゾーン、ド真ん中じゃん!ってこと。ウルサ型のロックオタクに非難されやすいところなんて、まさに!だよね。年末にはBOXセットのリリース、ワールドツアーと、正式なアナウンスのない予定でギッシリです。追っかける人が沢山いると大変だよ。うれしいけど。

で、昔追っかけてた、バングルスというバンドがいるんだけど、ポールのCDを買うついでに、彼女らのCDも視界に入ってきたので、同時購入。アナログでしか持ってなかったから、いい機会だと思ってさ。このバンドのスザンナ・ホフスって人は、ビジュアルもボーカルも、めちゃくちゃタイプなんだよね。プリンスも彼女がお気に入りだったらしいけど、あの人と趣味が一緒というのも、喜んでいいんだか悲しいんだか。いや、喜んでいいハズ。岡村靖幸と一緒だったら考えるけど。



●5月19日(土)

前にも書いたけど、吉本のタレントのギャグって、なんかニガテなんだよね。勢いだけってゆうかさ。そんな意味じゃ、藤井隆みたいなのが、もっとも受け付けないタイプだったんだが・・・。しかし、偶然見た深夜番組で、ボクの中での彼に対する評価が一変してしまいました。特に、インフィニットドレスを使った芸は秀逸。あれを“小道具”として使おうと目を付けたセンスが、スバラシイです。番組の最後に彼がピアノで演奏した、10CCの「I'm Not In Love」も、ちょうどいいヘタさ加減で、ツボを突いてくれました。

“インフィニットドレス”って、以前から気にはなってたんだけど、あれ着てる人見たことないよ。まぁ、バレたらちょっとカッコワルイしね。でも一度は会ってみたいなぁ、あれを素敵に着こなしてる女性に。これ一着あれば、様々なパーティーにも対応できて、おしゃれな貴女も納得、なハズなんだが。所詮は深夜通販番組の、“一発ギャグ商品”のひとつということか。



●5月20日(日)

『WINGSPAN』を買ったために、ボクのCDプレイヤーを約2週間独占していた松浦亜弥は、あえなくCDケースの元へ戻ることになりました。で、ずっとポール・マッカートニー漬けな毎日なんですがね。それにしても、「Goodnight Tonight」のベースラインは尋常じゃないよなぁ。あれを涼しい顔で歌いながら弾いちゃうんだよね、ポールって人はさ。このへんのスゴさ加減って、なかなか理解されにくいんだよね。ここのところウイングス時代の曲ばっか聴いてるから、というのもあるのかもしれないけど、この人のミュージシャンとしてのピークは、70年代なんじゃないかな?って気がしてきた。76年の全米ツアーを見れた人が、羨ましくてどうしよもないです。それを考えただけで涙が出てくるんだよ、ホントに。

ところで、「Band On The Run」とか「Live And Let Die」を聴いてて、EE JUMPの「おっととっと夏だぜ!」を思い出した人いませんかねぇ?いないよな。

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いつものメンバーといつものお店で飲んでたら、2つ向こうくらいのテーブルにいたグループが、突然ギターを弾きながらジプシーキングスみたいな曲を歌いだした。最初はガマンしてたけどあまりにウルサイので、ボクの怒りが爆発。ヤ〇ザ口調で怒鳴りつけたら、“どうもすいません”と平謝りされてしまい、拍子抜け。言っとくけどボクのルックスは、ヤ〇ザとは程遠いですよ。ホントに。



●5月25日(金)

4日も日記を書いてないと、“そういえば、オレってホームページ持ってたんだっけ・・・”なんて気分になったりします。で、その間、どうせ飲みまわってたんだろう?と思ったらそのとおりで、女の子とデートしたり(新宿)、大人として社交的な場に顔を出したり(鶴見)、友人との親交を深めたり(中目黒)と、忙しかったんですよ(すべて“Go To 居酒屋”だが)。そんな居酒屋好きのボクが住んでる町に、来週“白木屋”がオープンします。まだマックはできないようですね。子供の頃、ファーストキッチンへ行って、“ビッグマックください”と言うのが流行ったが、いつまで経っても近所にマックができない腹いせに、白木屋の店内で“♪好きですつぼ八~”って歌ってやろうかと思ったけど、白木屋には何の罪もないということに、今気づきました。

で、本日は休肝して渋谷をブラブラしてたら、元:SPEEDの島袋寛子と遭遇。お買い物中みたいだったからそっと見過ごして、ボクは自分の目的であるCD屋へ。購入したのは、ストレイ・キャッツ『Feline Frisky』、ベイ・シティ・ローラーズ『Rollerworld』、ビーチ・ボーイズ『Hawthorne,CA』。ストレイ・キャッツはライブの2枚組で、今年の2月に最高のステージを魅せてくれたブライアン・セッツァーの、若き日のライブパフォーマンスが堪能できます。そして遂に、ローラーズのライブ盤が登場しました!まさかこんなモノが今頃出てくるなんてねぇ。24年前の武道館ライブ音源なんだけど、ちょうどパット・マッグリンが脱退して4人編成になった頃のものなので、音はスカスカです。彼等は“本当は演奏できない”とか“ライブはテープを流してるだけ”なんて言われてたりするけど、このCDで聴けるのは、紛れも無く“バンドの音”。ハッキリ言って上手くもないし、グルーブ感があるワケでもない。でもこれは、“歴史的な発掘”だよ。ところで、ちゃんとこれの印税は、メンバーの元に渡るんだろうね?というのも、未だに権利関係のゴタゴタが決着ついてないんだってさ、この人たち。いつの時代にもどの国にも、“営利の陰にゴタゴタあり”ですな。

“ゴタゴタ”と言えば鈴木あみだが、もうほんとに彼女はダメなのだろうか?どっちが悪いか良いかは別として、“あみパパ”のやり方はヘタな気がするけどね。そう言えばあみチャンさぁ、白木屋でオープニングスタッフ募集してたぞ!ここはひとつ、居酒屋店員から出直してみてはどうだろう?ちなみにその店の場所って、昔“本田美奈子の店”があったとこなんだよな。どうでもいいけどさ。



●5月26日(土)

グリコ「アイスの実」は、SAYAKAちゃんをCMに起用して売り上げが2.5倍に伸びたんだとか。ボクも毎日食べたいのは山々なんだが、現在減量中につき、セーブしてます。ごめんよSAYAKA。実はこの1年で、7kgくらい体重増なんですよ。痩せ過ぎ→痩せ気味→普通→太り気味→太り過ぎ、という分類で言えば、“最も太り気味寄りの普通”といったところです。8月の初旬に友達の結婚式があるので、それまでに10kgくらい落す予定。礼服がピチピチだとカッコワルイからね。ボクのことより、新郎の腹をなんとかするべきなんじゃないか、という気がしないでもないけど。

で、「アイスの実」の話の続きだが。10年ほど前にアレのCMに出演していた、田中陽子という女の子をおぼえてますか?素行不良で強制引退させられた伝説のアイドル。ボクは彼女の曲とか声質が大好きで、CDは全部買ってたハズ。でも、例によって部屋のどこにあるかわからなくて、今聴くことができません。すっげぇ聴きたいよ、田中陽子!。ヤクルトスワローズのファン感謝デーにゲスト出演した際、一度だけ彼女が歌ってるところを生で見たことあるんだけど、大切な思い出だな。

SAYAKAちゃんは“松田聖子の娘”という言われ方をされることが多いけど、“田中陽子の後輩”でもあるということか?。田中陽子が今どこで何してるか知らないけど、“SAYAKAの先輩”として、堂々と生きていって欲しい、なんて余計なこと考えてます。



●5月27日(日)

駅でばったり、8月に結婚する友達のフィアンセに会う。これから彼と、家具を買いにいくんだと。なんだかミョーに輝いてたな、彼女。なのに彼はまだ家にいて、これから出かけるとか言ってるみたい。彼が来るまで世間話でもしてようかと思ったけど、ボクにも用事というものがあるのです。そう、ボクらの披露宴会場の下見さ!なんて妄想をしてるヒマはありません。横浜アリーナへGO。「PRIDE.14」観戦です。楽しみにしてた最後の3試合は、なんだか気が抜ける結果で、イマイチ消化不良でしたな。一番ゾクゾクしたのは、ヴァンダレイ・シウバ大山峻護の、試合前のニラミ合いだったかも。大山はアッサリ負けちゃったけど、なんだかすごい華があって、応援したくなるタイプ。今後に期待するとします。

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もう意地んなって爽健美茶飲んでる自分が悲しい。一日3本から4本にペースアップだよ。なのに、さっき自販機で買ったヤツに応募シールが付いてなくて愕然。シールの付いてない爽健美茶飲なんて、音程が狂わない中居くんの歌と一緒だよ。中居くんといえば、友達が、“らいおんハート(中居くんバージョン)”の着メロを完成させたんだが、これは力作でしたな。耳にこびり付いて、正しいメロディーが思い出せないよ。今後この曲だけは、絶対カラオケでは歌わないほうがよさそうだな。