ジャパネットたかたのたたみかけ

小室哲哉が結婚”なんて情報は、わりと早目にチェックしてるくせに、総理大臣が変ったらしい、ということに気付いたのは、ほんのさっき。こんなこと人には話せないので、ここに書いときます。いくら“興味のナイことには首をツッコまない主義”とはいえ、さすがにこれはちょっとマズイかも、と思ってチョット調べてみたら、小泉さんて“X JAPAN”のファンなんだってね。YOSHIKIが“友人として”コメントを寄せてたりして。“みつまJAPAN”のファンじゃなくて、少し安心しました。

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“小泉”といえばキョンキョンだが、ボクの意識の中には、もう一人強烈な印象を残してる“小泉”がいます。高校の後輩の女の子なんだけど、80kgくらいの体格で脇毛伸び放題。“小泉”=“カワイイ”という妄想を撃ち消すには十分な存在でした。今度の新しい総理が、“小泉”と聞く度に思い出す、あの忌わしいイメージを払拭してくれるよう、ちょっとだけ応援してみようかな、なんて考えているのも、きっと今のうちだろうね。

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深夜の民放枠が通販番組に占拠されるようになって久しいが、何を買うワケでもないのに、ついつい見てしまうボクのような人もきっと多いハズ(ホントか?)そんな人達にとって最近一番気になるのは、“ジャパネットたかた”のパソコンでしょう。あの訛った口調でスペックの説明をされると、それほどスゴくもないものでもスゴく感じてしまうに違いない、という制作側の思惑なんてミエミエ、と嘲笑っている視聴者の、さらに一歩先をいった寸劇仕立て。“メモリー64MB”、“ハードディスク20GB”という売り文句にいちいち驚いてみせる、ダチョウ倶楽部クワマンのリアクションも、なかなかの“やっつけ仕事”(by椎名林檎)ぶり。迷惑なほど使いもしないソフトをブチ込んでくれたうえに、手数料も金利も取らない。でも、初期設定費用はしっかり頂く。得なんだか損なんだか、判断能力がマヒしてしまうほどのたたみかけ。間違いなく、現在の“深夜テレビ通販界”をリードしているのは、この“ジャパネットたかた”であろう(と思うんだがどうでしょう?)。