新日本プロレス『FIGHTING SPIRIT 2001』@両国国技館

レコードやCDの所有枚数が増えてくると、どうしてもよく聴くものと聴かないものとの偏りが生じます。そこで、“全所有枚数の10%が、全鑑賞時間の90%を占める”、という法則が成り立ちます(オレ様教典)。ならば、所有枚数の90%を処分しても、90%の満足度のリスニングライフをおくれる、と考えられるかもしれません。しかし、残り10%の満足度を満たしたいがために、大量の音盤の中で生活しているのです。これって部外者からしたら、効率の悪いことなのかもね。そんな効率の悪い人生を選んでしまったボクに、未来はあるのか?

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一夜明けても耳鳴りが治まらず、こんな時は逆療法に限るぜ!、とばかりに、昨日買ったナンバーガールのCDを爆音で聴きながら、両国国技館へGO。新日本プロレス『FIGHTING SPIRIT 2001』観戦です。当初の予定では、新宿ロフトプラスワンのイベントに行くハズだったんだけど、アントニオ猪木がアヤシイ動きをしているので、急遽予定変更。ファンサービス旺盛なアントンは、期待に違わぬとんでもない爆弾発言をして去っていったワケだけど、やっぱりなんだかんだ言って、日本の格闘技界はこの人を中心に回っていくんだなぁ、ということがよくわかりましたね。

試合後友達と待ち合わせていたお店に顔を出したら、見慣れぬ女性が一人。例によって、“初めまして”なんて言ってしまったボクに対して、“あ~、面影残ってるじゃん”と彼女。なんと、小学校1年生の時のクラスメイトでした。彼女は諸般の事情で、ボクらとは違う中学校へ進んだ為、卒業式以来のご対面ということになります。友達が偶然スポーツクラブで再会して、飲み会にひっぱってきたという経緯だったらしいが。昔はカワイかった彼女も、今ではすっかり大人のイイ女に変身してしまいました。当時彼女から、“ワタシ幼稚園の頃、ピンポンパンに出たことあるんだよ”と聞かされたことが、妙に印象に残っててそのことを話したら、居合わせたメンバーの中にもう一人、ピンポンパン出演経験者がいたということが判明。4人中2人が、アノ伝説の幼児番組出演経験をもつとは、なかなかスリリングな話しの展開でしたね(どこが?)。今後、彼女が飲み会定番メンバーになるのは確実でしょう。また新たな“ライン”誕生です。