松本隆の「月シリーズ」

昨日も書いたけど、“9月”と“雨”について。

真っ先に思いつくのは、太田裕美の「9月の雨」。ご存知松本隆さんの作詞だけど、松本さんは相当の“9月フェチ”のようで、他にも、竹内まりやの「セプテンバー」、児島未散の「セプテンバー物語」なんてのもありますな。「セプテンバー」、「セプテンバー物語」は、どちらも作曲は林哲司さんで、松本&林コンビのことを、“9月組”なんて呼んでるマニアもいたりします(ボクのこと)。それぞれ曲調は違うものの、この季節特有の、過ぎてゆく夏を思い出しつつも儚げな感じが、センチメンタルボーイズ&ガールズのハートをゲットしてしまうのです。おまけに、雨をからめられた日にゃ、ボクはもうダメです(なにが?)。つーことで、今夜は太田裕美のベストがBGMですかね。

松本さんの“月ものシリーズ”で、もうひとつ触れておきたい大好きな曲があります。松田聖子の『風立ちぬ』というアルバムのラストに収録されている、「December Morning」なんですが。“9月”には“雨”、“12月”には“朝”。このセンス、好きだなぁ。さすが、永遠の微熱少年。ところで、この『風立ちぬ』ってアルバムを、某お友達に勧めたら、“お店に置いてない!”との報告が...。じゃあ、ボクがプレゼントするよ、つーか、させてくれ!このアルバムがリリースされた当時から、いつかこれをプレゼントする人が現れないかと待っていたのさ。やっと長年の夢が叶いそう。あ~、ボクも微熱気味。松本さん有難う!