新日本プロレス『闘強導夢2000』@東京ドーム

東京ドームにて、新日本プロレス『闘強導夢2000』観戦。

山崎一夫の引退式の時に、前田日明高田延彦のツーショットが見れたり、花束を持った田村潔司が新日のリングに上がったりと、何気なく見逃しがちだけど、実はスゴイことだったりするシーンが続出して、不思議な感じでしたね。それもこれも、ずっと“Uのテーマ”に拘ってきた山崎の功績があったからこそ。もう会場で、あのテーマ曲を聴くことはありません。“Uの妄想”に取りつかれた人達にとっては、感慨深いものがあったことでしょう。

実質的なメイン、「橋本、飯塚VS小川、村上」戦は、あわや昨年の1/4の再現か?となりそうなところを、“立会い人”猪木の、“粋なハカライ”で試合続行。やはり、一番オイシイところは猪木が持っていきました。結局、橋本組みが勝ったものの、まだまだシングルで小川と戦うのは、ムリがあるって感じ。

メインのIWGPシングル戦の前に客がゾロゾロ帰りだしたのは、現在の健介の置かれてる状況を、とてもよく象徴している出来事でした。