1999年5月後半(旧サイトより移行)

kzroom

5月16日(日)

このページが、ある女性のハートを打ち抜いたそうです。バァ~ン、と。

なんてこと言って油断してたら、野村沙知代が、ラッパーとしてCDデビューだと。それも、ワーナーミュージックジャパンから。ワーナーさん、ほかに出すべきモノがあるんじゃないの?しかし、それよりも問題なのは、「サッチーVSミッチー論争」に便乗して現れた、ナゾのラテン歌手”クリスティーナ三田”だろう。ラテンのつもりらしいけど、メロディーとリズムは演歌です。鳥羽一郎の曲にソックリなのがありますね。気になる存在ですな、クリスティーナ三田。情報求む!

松坂大輔 VS イチロー」の第一回戦は、松坂クンの圧勝。見応え十分でしたね。


5月17日(月)

KinKi Kidsの新曲(フラワー)は、順番からいうと、達郎さんの作曲だったんだけどなぁ。「ジェットコースター・ロマンス」と同じ、ANA沖縄キャンペーン・ソングだし。

そんな達郎さんは、高額納税者番付の歌手部門で、第11位。ちなみに、KinKiは二人合わせると、達郎さんの約1.5倍。おそろしいハタチだこと。

達郎さんがハタチの頃は、”実家のお菓子屋のレジから、一日100円ずつくすねてた”(本人談)とか。

「人に歴史あり」ですな。


5月18日(火)

”てぃ~す”といえば、PUFFYだったのに....。

いつのまにやら、鈴木紗理奈内田有紀にチェンジ。そりゃあなた、違うんじゃないの?あれほどの適任はなかったのになぁ。鈴木&内田じゃ、ぜんぜんハマッてないでしょ、やっぱり。まぁ、一人は主婦になってしまったとはいえね。こーなったら、ライバル会社で反撃かぁ?DoCoMo からIDO へ転職した織田裕二のように。

久し振りに長電話。とは言いながら、相手の彼女からしたら、ちーっとも長電話のうちには入らないかも。笑わせてもらいました。


5月19日(水)

”○○経由の音楽”って?

たとえば、奥田民生は、ジェフ・リン経由のビートルズだなぁ、とか。最近よく耳にする、ヒステリック・ブルーってバンドは、ジュディ・マリ経由のレベッカだね、とか。

そのヒステリック・ブルーが出演してた、先週放送分の「ミュージック・ステーション」をビデオで見てたら、サポートで、あの”佐久間正英”大先生が御出演してるじゃないですか(前回も出てた)。同日の出演者には、布袋寅泰氏もいて、二人が同じフレーム内に納まることはなかったものの、濃いジャパニーズ・ロック・ファンにとっては、これは感慨深くなる出来事なのかも。

で、結局何が言いたかったというと、明後日放送の「ミュージック・ステーション」に、ボクが今、大プッシュ中のトライセラトップスが出演するってことなのよ。きゃ~。

要チェキッ。


5月20日(木)

もうすっかり夏って感じですか。

昼間はTシャツ一枚でもOKなんだが、ボクは、”一身上の都合により”、そんなカッコでフラフラするワケにはいかない。ビーチ・ボーイズファンは、縦縞のストライプシャツが夏の制服なのです(髭面&バスローブ姿も可)。

昨年は、キャミソール・ワンピが大流行だったけど、もう今年は流行らないみたい。ボクはアレが大好きだったのに。ハヤリスタリに関係なく、定番アイテムとして定着することを切に願います。今年もアレを着てるコを町で見かけたら、それはきっとココの読者に違いない。みんなで声をかけましょう。

トモちゃん、またダウン。


5月22日(土)

買ってるCDは洋楽が多いわりに、ココでのネタになるのは邦楽が多い。なぜって、ツッコミやすいから。言いたいことがたまってきたんで、まとめてドーンと。

で、まずは深田恭子のデビューシングル「最後の果実」。完全なディレクションミスでしょう。まるで、素材が活かされてなくてガッカリ。

イエロー・モンキーのニューシングルは、キッスの「I Was Made For Loving You」をうまく吸収した好盤。TVパフォーマンスでも、「I Was ~」のビデオクリップを明らかに意識したようすが伺える。こーゆーのを、”愛あるパクリ”と言うんですよ。

モーニング娘。の「真夏の果実」は、どっかの雑誌で、”モータウンを意識した曲調で~”って書かれてたけど、ボクには全然モータウンの匂いを感じない。が、これはこれでエグさ加減がギリギリのラインで止まってるところに凄みを感じる。ひょっとして、つんくって天才かも、とか最近思ってます。

その”モーニング娘。”や、宇多田ヒカルの登場で、すっかり失速した感のある、SPEEDの「Breakin' Out To The Morning」。もう、伊秩さん、ネタぎれですか。非常に展開にムリがあって苦しいです。聴いてる方がつらい。

最後に、トライセラトップスの「Going To The Moon」。昨日のMステ出演時は、カラオケに合わせての”演奏してるフリ&生歌”で、ちょっと残念でしたが、ポカリスウェットのCMのバックで流れてることだし、ブレイクしてしまうのかも。ただ、ビジュアル的に弱いのがツライところ。テレビ出演はほどほどにね。

めずらしく本音を”ちょっとだけ”出してみました。


5月23日(日)

東京ベイNKホールにて、ジェフ・ベックLIVE。

十年ぶりにボクの前に現れた彼は、どこも変ってないどころか、以前にも増して鋭いオーラを放っていた。過去の来日公演でも類を見ないほどの大歓声で迎えられたLIVEは、Jennifer Battenの華麗なタッピング・プレイで幕を明けた。

中盤、ハイライトとも言える場面。それは、ビートルズのカバー、「A Day In The Life」だろう。この曲のベックによる演奏は非常にレアだが、完全に自分のものにしてるあたりはサスガです。

キーボード・レス、ツイン・ギター、という、今までには無かった編成でのLIVEだったが、過去5回見た中でも、スリリングという点では上位にランクされる出来でしょう。

次はいつ見れるかわからない人だけに、迷ってる人は、まず会場へ行くべき。


5月24日(月)

”キャミソール・ワンピが好きだ”と言ったら、結構町に溢れてるじゃないですか、キャミっ子が。みんなそんなにボクを喜ばしたいのか?でも、あんまり嬉しくありません。似合ってないコが多すぎるから。

またもやナゼか青葉台へ。焼き鳥食って、ビール飲んで、ロックな会話を交してご満悦。


5月25日(火)

”価値観”について考える。

人それぞれ、趣味・趣向があるワケだから、自分の意見を人に押し付けるのって、どーかと思うよね?。たまたま今日、押し付けられました。気分悪いです。”チョーキブンワルーッテカンジー?”と、ルーズソックス履いて、渋谷のスクランブル交差点の真ん中で絶叫したいくらいです。

その「押し付け野郎」とはまた別に、ボクがダイッキライな、あるオジサンがいるんだが、その人が、松嶋菜々子ファンだということが発覚。ゲェ~、ボクと同じ価値観?

”キブンワルー”にダメ押しですよ、もぉ。


5月26日(水)

ボクの”今日の運勢”(By 目覚ましテレビ)は、「ホンネをはっきり言うことで道がひらける」ということらしいから、昨日の「押し付け野郎」が、また何か言ってきたらこう言ってやろうと、さまざまなシチュエーションに対応した対策法をシミュレートしていたんだが、”対決”する機会がなくて拍子抜け。万全の理論武装をしてたのになぁ。

雑誌『REMEMBER』の編集長、高さんと並んで、ボクの心の師であるところの梶本氏(元『よい子の歌謡曲』編集長)が、今週号の「SPA!」に登場。十数年振りに拝見した御姿は、”美少年編集長”の面影も残ってて、相変わらず若々しい。

『よい子の歌謡曲』という雑誌は、”わかってる人達”には気になる存在だったらしく、かつて、フリッパーズ時代の小沢健二が、”首を洗って待ってろよ!『よい子の歌謡曲』”と発言してみたり(ちなみに『よい子~』最終号の表紙はフリッパーズ・ギター)、坂本龍一が、”前から気になってたんだよね、あの雑誌”と言って、自分がDJを担当していたFM番組に、編集長をゲストに呼んだりしてたっけ。

『よい子~』が休刊になって、かれこれ8年近く経つが、「SPA!」に載ってた梶本さんの発言によると、ホームページとしての復活を計画中とのこと。

ハナシかわって、トライセラ情報。5/29、ポップジャムに御出演らしいです。すっかり広告塔ですな。


5月27日(木)

トキの子供が生まれたニュースを伝える映像を見ながら、”早く大きくなるとイイネ!”と喋る男の子の手には、ケンタッキーフライドチキン

そんな不条理な御時世だが、「Gateway」のCMで、The Whoの曲が使用されていたり、「白鶴」のCMでは、Cherの「Believe」をパクっていたりで、まだまだ世の中すてたモンじゃないね、とか、思想を巡らしているボクは、ダイエット中につき、ウイダーINゼリーカロリーメイトが主食です。

先日、”あるところ”から、賞状を頂きました。でも、どっかに飾るワケにもいかず、捨てることもできないしで、困ってます。そんな行き場を失った賞状の、2次活用法を募集中。


5月28日(金)

夜中とか、明け方にホームページの更新作業をしてる時にはたいがい、見るワケでもないテレビがつけっぱなしになってる。

そこで最近よく流れてくる、チェキッ娘の「最初のキモチ」という曲のプロモビデオだが、あまりにも、おニャン子そのままで絶句。果たしてニーズはあるのか?。ボクにはどのコも同じ顔に見えるのは、年をとったせい?。でも、不思議なことに、ジャニーズJrの顔は区別がつくんだなぁ、これが。なぜだか。

で、そのジャニーズJrからのユニットで、”B.B.A”っていうのがあるんだが(ベック、ボガート&アピスではありません。念ため)、そこのメインボーカルの錦戸亮くんという男のコが、マジでスゴイ。ジャニーズの系譜としては、リトル・ギャング時代のヤッチン(曾我泰久:The Good-by)以来のハイトーンヴォイス。

と、ちょっとしたマニアネタを散りばめつつ朝を迎えるのでした。


5月29日(土)

このページに以前から目を通している方には、気付いている人もいるかもしれないが、ボクはまったくギャンブルというものをしません。

麻雀牌には触ったことない、馬券は買ったことない、パチンコ屋には入ったことない、という、トキと同じ位珍しい人種です。きっとボクの子供が生まれた日には、人工ふ化器で大事に育てられることでしょう。

そんなボクがナゼか見ている、「うまなり」という競馬番組がある。爆笑問題と、さとう珠緒のバカバカしいやりとり見たさにチェックしてるんだが、競馬の知識がまるで無いボクのような人間がこの番組を見てて思うことは、マヌケな名前をつけられた馬の気持ち。”オレはこんなに一生懸命走ってるのに、なんでこんな名前つけたんだよぉ!”という嘆きが伝わってきて心が痛む。

と、すこしイイ人になった錯覚を味わったところで、明日の松坂クンは勝つかどうか賭けてみましょうか?


5月30日(日)

企業のイメージ・キャラクターって、何を基準に選んでるんだろう?

桃の天然水」のCMキャラが、華原朋美から浜崎あゆみに替わって久しいが、この”頭が弱そうライン”を決めた人のセンス、わかり易いね。華原朋美って、ホントにヤバそうだけど、浜崎あゆみは”バカなふり”してるっぽい。そこがどーもハナについてダメだなぁ、ボクには。

音楽界で、フィル・スペクターブライアン・ウィルソンジョー・ミーク大滝詠一、の4人を称して、「世界4大変人」と言うらしいけど、この変人達の作り出す音に魅了され続けてるボクの精神構造は、結構まともなつもりだったりするけど、自覚症状が現れてないだけという説もないこともない。

そんなボクがオススメする、日本が誇る若手変人ミュージシャンは、グレート3の片寄クン。そーとーキテルね、この人。たぶんブライアンの来日公演には、客席のどこかにいるだろうから、見つけたらオーラを感じとってください。


5月31日(月)

東京国際フォーラムにて、ジェフ・ベックLIVE。

今回の来日公演を見るのは、初日のNKホールに続いて2回目だが、運良く4列目の席だったこともあって、ちょっと興奮気味。なんたって、目の前でベックのプレイが堪能できたんだから、オトナゲ無くはしゃいでもいいでしょ、今日くらい。細かい指使いとかもハッキリ判って、今までのナゾをいくつか解明できたし、自分史の中でも重要な一日になった。

帰りに珍しく、銀座で飲む。これが、”大人の社交場”ってヤツですか?。ボクらはチョット場違いだったよーな気がしないでもなかったけど、まぁ、いいじゃないですか、たまにはこーゆーのも。