作詞:加賀八郎、衛藤浩一
作曲:曽我泰久
編曲:The Good-Bye
1986年8月21日発売 SJX-7014
8分11秒 c/w 僕色に染めて , GOING DOWN
収録アルバム
「FIFTH DIMENSION」(2004年盤のみ)
45RPMで片面全部を使ってるだけあって、外周のキレはなかなかのもんです。ハッキリ言って、CDより12インチのほうがガッツのある音してますね。CDでしかこの曲を聴いたことない人は、是非とも12インチを入手して、少しでもいいオーディオで聴いてみて欲しい。
Aメロの2コードによる組み立て方が、なんとなく「Tomorrow Never Knows」(勿論ミスチルの同名曲のことではない) からの影響を感じなくもないが、なんと言ってもこの曲のキモは変則チューニングでしょう。やっちんソロライブDVD「Stand Alone」の演奏シーンで、ギターの音と左手のポジションを分析してみたところ、CGCGCEのオープンCチューニングで間違いないと思う。僕が普段家で弾いてるアコギの6弦は042を張ってるんだけど、Cまで落とすとかなりグダグダの音になってしまうが、やっちんはそれほどでもないので、もうちょっと太めの弦を張ってると思われますね。
2004年の「Ready Go!」ツアーでは、やっちんソロライブと同様のアレンジで演奏された為、やっちんはアコギでのストローク、義男さんは低音弦でテーマメロを弾いていたが(やっちんソロライブでは吉井さんが弾いてるパート)、89年にテレビ番組でこの曲を演奏した時の映像を見ると、アコギのパートはテープ出力による同期で、やっちんがテーマメロを弾いてますね。義男さんはダブルネックを使用してたが、左手のポジションから推測して、上下共レギュラーチューニングだと思う。
“作詞:加賀八郎、衛藤浩一”という珍しい組み合わせに目が引かれるが、当事者にお伺いしたところ、加賀さんは主にヒンディー語の部分(コーラスパート)を担当したとのこと。
『OLDIES BUT Good-Buy!』、『Ready! Steady!! The Good-Bye!!!』には、中間部以降を大幅にエディットしたショートバージョンを収録している。