LEGEND OF MASTERPIECE Vol.IV YOKOHAMA BLITZ(曾我泰久、他)

kzroomLEGEND OF MASTERPIECE Vol.IV 横浜ブリッツ

【出演】THE BAND:稲葉政裕(Gt)、木村万作(Dr)、栗尾直樹(Key)、山内薫(Ba)

【Guest Musician】園山光博(Sax,Vo)、近田潔人(Gt,Vo)、曾我泰久(Gt,Vo)、西慎嗣(Gt,Vo)、長井ちえ(Gt,Vo)&菅原潤子(Gt,Vo)

【Secret Guest】山崎まさよし(Gt、Harp,Vo)

出演者が全員登場してのオープニング曲「You Don't Love Me」(Willie Cobbs、The Allman Brothers Band)にやっちんも参加してソロ回しを披露。順番的には3番手(西慎嗣さんの次)、並び的には向って右から二番目。

近田潔人さんコーナー最終曲(David Bowieの「Starman」)の終盤あたりでそーっと登場してギターの準備をするやっちん。演奏が終わった近田さんとハイタッチしてやっちんコーナーへ。

やっちんコーナーで演奏したのは全てビートルズのカバーで、以下の3曲。

  • Something
  • Blackbird
  • I Saw Her Standing There

事前に“だろうな”という選曲との予告があって、大方の人はビートルズのカバーだろう、と予測したと思うけど、ジョージの「Something」、ポールの「Blackbird」、ポールがリードをとってる「I Saw Her Standing There」という、ちょっと意外な選曲だった。あえてジョンの影が見えない(または見えにくい)曲を選んだのは意図的だったのか?

「Something」のギターソロ、「Blackbird」のスリーフィンガーピッキングはほぼオリジナルどおり(微妙に違ってた箇所もあったが)、「I Saw Her Standing There」のソロはアドリブで弾いてましたね。ちなみに「Blackbird」での使用ギターは、去年の夏のアポロボーイズのツアーあたりからよく使ってるアコギ(K・Yairi)で、他の二曲は、これもアポロでお馴染みのYAMAHA SG(昨年夏にネックが折れたが先日のツアーから復活)。アンプはいつものMarshall。「Something」の時のウーマントーンが、やっちんにしては珍しい音色でしたね。

アンコール時にも全員が登場して、「Bring It On Home To Me」(Sam Cooke)を演奏。楽しそうにソロ回し。並びはシークレットゲストの山崎まさよしさんの向って右。

やっちんの前に出演した近田潔人さんが「Sleepwalk」を演奏したんだけど、やっちんファンが大勢詰め掛けてる前であれをやったので、ナゼかこっちがドキドキもんでした。

このライブの模様はビデオクルーが撮影してたので(資料用の撮影とは思えない機材だった)、どこかで放送されるのかも?

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追記1:
シークレットゲストの山崎まさよしさんが何を演奏したのか?、という問い合わせがあったので、例外的に掲載しておきます。ファンサイトの中には“弾き語り”と書かれてるところもあるみたいですが、バンドを従えての演奏で、テレキャスストラトと持ち替えて、ギターソロもバリバリに弾いてましたよ。アンコール時の全員参加曲「Bring It On Home To Me」ではBlues Harpも吹いてました。

山崎まさよし演奏曲(カッコ内はオリジナルアーティスト)

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追記2:
結果的にこの日のライブは、“やっちん独身最後の演奏”ということになりましたね。

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追記3:
西慎嗣さんとやっちんは1977年12月15日に同じ番組に出演してますね。

ギャングスのメンバーとして川崎麻世さんのバックで「青いシンボル」を踊るやっちんが見れます(開始から23:30あたりのところ)。