kzroom2005-09-10

ということで、フジロックにおけるビーチ・ボーイズのステージを収録したブートCD、『Blue Lagoon』を手に入れてきました。
冒頭のMC、“Ladies & Gentlemen 〜 ”がワリとクリアに聴こえたので、“極上オーディエンス録音か?”と期待してしまったが、演奏自体はショボイ音質でした。録音場所も遠いと思われる。でもまぁ、野外ライブのオーディエンス録音なんて、こんなものなのかもね。
肝心の演奏は、ほとんど曲間を挟まず、マシンガンの如くヒット曲が飛び出す楽しいステージ。何百回もレコードやCDで聴いた“あの声”で歌われることの重み。今のビーチ・ボーイズ(マイク&ブルース)の強味って、これだよね。
ブライアンバンドと比べて演奏力がどうだとか厳しい意見も見かけたけど、例えば今のブライアンがライブでボーカルがフラフラになった時、愛がある人は、“なんだよヘタクソじゃん”とは言わないでしょ?もしそんなこと言ってる人がいたとしたら、“そーゆーことじゃないんだよ”と反論したくなるでしょ?愛があれば。
つまり今のビーチ・ボーイズに対しても、“そーゆーことじゃないんだよ”ってことだと思う。
実際にこのステージを生で観てないボクが言っても説得力ないけどさ。