伝説の男

ガッツ石松

はなわの2ndシングル「伝説の男〜ビバ・ガッツ〜」を聴いて、“そういや以前にも同じような歌あったな”、と思い出したのが、猛毒の「窓の外はガッツ石松」。

調べてみたら86年リリースみたいだけど、ボクはその2〜3年後に新宿の「EDISON」で買った記憶がある。ソノシートでコピーみたいなジャケットだった。ちょうどその頃は、目についたインディーズのソノシートを片っ端から買っていたので、何を買ったかよく憶えていなかったりするんだけど、バンド名とジャケットのインパクトで、これはよく憶えてましたね。その後CD化もされたようだけど、そっちは未入手。

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はなわは猛毒のパクリだ!”みたいな意見もチラホラとあったりしますが、ガッツ石松の“迷言”を茶化してギャグにする手法って、猛毒以前からあったしね。「ビートたけしオールナイトニッポン」でも、そんなようなコーナーがあった気がする。こういうのを得意満面の笑みを浮かべて“パクリだ!”と指摘する人って、なんかわかってねぇよな、と思う。ガッツの“迷言”は、既に“定番”の域に達してるしね。奥田民生のこと“ビートルズのパクリじゃん”なんて今さら言っても、“アホか!”ってなもんでしょ。だからといって、ガッツ石松ビートルズを同じベクトルで語るオレもどうかと思うが。

ここはひとつ、“どちらも伝説”ということで丸く治めて頂ければと。