The Beatles『Let It Be...Naked』

レコファン渋谷BEAM店で、ビートルズ『Let It Be...Naked』(UK盤)購入。

既に日本盤(CCCD)は発売になっていたのだが、輸入盤(非CCCD)目当ての為に購入は回避。で、海外での発売は本日からなので、早くても輸入盤が手に入るのは明日くらいかな?なんて思ってたのだが、早速今日から売ってましたね。さすが渋谷。

とりあえず一回聴いてみた印象は、ひとつひとつ音の粒が、異常にハッキリしてるということ。あと、“オリジナル”『Let It Be』とは、楽器の定位が逆になってたりしてて、ちょっと違和感あったりもしたかな。まぁ、慣れればナンともないんだろうけど。

ところで、この『Let It Be...Naked』の売り文句として、“『Let It Be』の真実の姿”みたいな言われ方をすることが多いけど、それには“ちょっと待った!”だなぁ。“オリジナル”は、フィル・スペクターにいろいろと手を加えられているのに対して、今回の『Naked』は、それを取っ払って“裸”にしたということなんだろうけど。“手を加える”ということに関して言えば、今回のほうが遥かに“手を加えられている”ワケじゃん?さまざまなテイクの“いいところ”を継ぎ接ぎして、綿密に修正されてんだから。『Naked』のタイトルに偽り有りだよ。“『Let It Be』の真実の姿”を知りたければ、膨大な量のブートに接するしか、方法は無いんじゃないか?

とかなんとか、不満を並べてみましたが。これはこれで、十分に楽しめる作品にはなってますよ。ただ、ボクにとって『Let It Be』とは、“スペクター・バージョン”がオリジナルなことには、変わりないけどね。

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おとといのThe Good-byeのコンサートに、元:光GENJI山本淳一君も来てた模様(公式サイトの11/15付の日記参照)。