ブライアン・ウィルソン『Chicago 2000』、『Pre-Show Jitters』、トッド・ラングレン『Anthology』購入

捜索依頼を受けていたCDを探すために、「中古ロックCDならここだろ」という店を、いくつか散策。

自分用には買わないつもりだったのだが、お手頃価格でボクを待っていたCDを、つい捕獲。ブライアン・ウィルソンの『Chicago 2000』と、トッド・ラングレンの『Anthology』、共に2枚組で1400円也。

ブライアンのは、オーケストラ入り「Pet Sounds Tour」のブートです。同じ趣向で『Pet Bowl』というブートがあったけど、録音日はそれの約二ヶ月前。こちらのシカゴのライブのほうが、幾分良い音で録てれますね。 トッドのヤツは、十年以上前に米Rhinoから発売された編集盤。これのジャケ写が好きで、そのうち買おうと思っていながら十年経っちゃったという、因縁の逸品。まぁ、これといって珍しい音源が収録されているワケじゃないんだけど。

帰りに神保町の三省堂に寄ったら、1Fの入り口のところでCDのワゴンセールが行われていたので、ちょっと覗いてみた。そしたらなんと、そこにあったのは全てブートだったのでした。こんな「シロート」が普通に通るところで売っちゃマズイだろ、いくらなんでも。ボクの隣でCDを覗いてた「フツウの人」が、“これ、クラプトンの新しいCD?、見たことないね”なんて言ってたよ。

値段が西新宿価格の約半分ということもあって、買うつもりはなかったのに、ブライアンの『Pre-Show Jitters』を購入。1600円也。これは、『Live At The Roxy Theatre』のプロモーションを兼ねて、テレビ通販の番組に出演した時のスタジオライブです。以前から映像も出回ってたりしますね。まぁ、音だけ聴きたい時用ですな。

で、肝心の捜索依頼のCDは見つかったのか?といえば、そりゃバッチリですよ。アタリマエじゃないですか。でも、つい数年前まで大型輸入盤店に行けば買えたのに、こうして中古盤を探さないと手に入らなくなってしまうのって、やっぱさみしいね。ファンとしてはさ。

ところで今日買ったのって、中古とブートじゃねぇか。これはまずい。近いうちにオフィシャル物を買って、ちゃんと「恩返し」しないと。ボクはいつもそうやって、精神的にバランスをとっているのです。じゃないと、罪悪感でブートや中古盤が買えなくなっちゃうんだな。

でもまぁブライアンには、「相当額の御布施」を、既に支払ってはいるけどね。

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近所で開店準備中の飲食店(何屋さんか知らない)のオーナーって、80年代末に「一瞬だけ」活躍した某アイドル女優らしいよ、との情報が入った。彼女がエプロンをして、忙しなく動きまわっているところを目撃されていたりする。これは楽しみだぞ。家から徒歩30秒だし。「開店当時からの常連」になるチャンスだな。待ってろよ、さおりちゃん。

誰だよ、さおりって?