2002年 トッド・ラングレン横浜公演二日目(1st show,2nd show)

モーションブルーヨコハマでトッド・ラングレン日本公演最終日(1st show,2nd show)を観てきました。

昨日は、1st show、2nd showとも最前列ド真ん中で見て、ツバがかかりまくりの「顔シャ状態」だったのだが、今夜の1st showはセンターからちょっとズレて、ピアノ寄りの席で見ました。一度、トッドがピアノを弾く時の手元を見てみたかったのです。2nd showはいつもの「顔シャ席」でしたが。目の前で生ピアノを弾くトッドは、なかなかの鳥肌モンでしたね。ペダルを踏むタイミングのクセみたいのも判って、ちょっと新発見もあったりして。1st showでは「Bang The Drum All Day」のあとに「Crossroad」(クリームで有名なアレです)、2nd showでは「I've Just Seen A Face」の前に「Alfie」(バート・バカラック)をワンフレーズ歌う、というサービスまで飛び出したりと、最終日ならではのお遊び?も。1st showのアンコールでは3曲も演奏したり、2nd showではダブルアンコールがあったりと、最後まで全力でしたね。さすがに終盤は相当疲れてるっぽくて、ギターの弦を押さえる左手の握力も、だいぶ落ちてきてたんじゃないかと思う。56歳にして来日公演20ステージというスケジュールは、どう考えても酷だよなぁ。ほんと、よくがんばったと思う。終演後、泣き出すファン多数。

無事に全公演が終了してだいぶ時間が経った頃、店内にはファンクラブのメンバーを中心とした、極少数の人だけが残っていました。そこへトッドが再登場し、撮影会&サイン会状態に。ナゼか“偶然持ち歩いていた”、「Something/Anything?」のアナログ盤ジャケットにサインしてもらいました。今回は、ちゃんとボクの名前を紙に書いて渡したので、スペルミスは無し(画像は「本名バレ」したくないので、一部消してあります)。写真で見るとサインはよく見えないけど、ゴールドのペンで書いてもらったので、実物ではバッチリですよ。って、めちゃくちゃ準備してるじゃん、オレ。あと、たまたま今日が誕生日の女性ファンがいて、トッドと皆で「ハッピー・バースデイ」を歌ったりと、なんだかホノボノとした空気が、とても居心地が良かったですね。のんびりし過ぎて終電を逃してしまい、タクシーで帰るハメになりましたが、全然OKでしょう。

全20公演中7公演しか観てないので、とても「追っかけた」とは言えないけど、なんだか妙な充実感みたいのがありますね。最後に思いがけない「嬉しいハプニング」もあったし。今回のトッド・ラングレン日本公演で体験した素晴らしい思い出の数々については、またいずれ。