2002年4月(旧サイトより移行)

●4月1日(月)

社会人一年生だと一目でわかる人達を多数見かけた本日は、エイプリルフールでもあったりするワケだが。せっかくなので、ボクも真新しいスーツに身を包んで、社会人一年生のフリをして街を歩いてみようかと思ったけど、そんなことをしたところで、騙される人がいるハズもないほどフレッシュさを失ってしまったボクは、相変わらず“年齢不詳一年生”です。

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小沢健二の『Eclectic』が店頭に並んだ先月の26日、ボクは博多にいました。ちゃんとその日のうちに入手したにもかかわらず、なかなか封を切る勇気がなくて1ヶ月ほど寝かしておいたのですが、先日ようやく耳にしました。最初の印象は御多分にもれず、“さっぱりワカラン”でした。果してこれは、『犬』や『LIFE』のような“一生モノ”になるのか?半信半疑のまま、半ば意地で聴き続けてたら、遂に今日来ましたよ。ジリジリと。もう既にこのCDに関しては、読みきれないほどのテキストがWEB上に溢れてますが、もう200回くらい聴いたら、ボクなりの思いを発表する予定です。やっぱヤバイは、アレ。あとから来るね。

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いくらエイプリルフールだからって、書いて良いことと悪いことの分別くらいつかなかったのかなぁ?そんなこと書いて面白いかい?、という気持ちにさせたサイトがいくつかありました。やっぱ不快になるジョークはニガテだな、オレ。エイプリルフールに挑戦するなら、もうちょっと常識とセンスを身に付けてからにしたほうが、良かったんじゃない?、なんて余計なお世話なことを考えた、4月1日でした。



●4月2日(火)

最近、一日の始まりには、松浦亜弥EE JUMPを聴くことが多いのだが、今朝もいつものように「青春のSUNRISE」を聴きながら曲のテンポどおりに歩いていたら、後ろから女の子が走ってきて、ボクに何か喋りかけてきました。あまりにカワイイ子だったので、わざわざヘッドホンを外してみたら、“広尾はこっちですか?”だって。“いや、逆ですよ”と、答えるオレ。そしたら彼女、無言で走り去っていってしまいました。この場合、「朝からカワイイ子とお話しできてラッキー!」ととるか、「せめて、“ありがとうございます”くらい言えよ、感じワル~」、ととるかで、その日一日の、ボクの機嫌が決まってしまいます。何事も自分の都合のいいように解釈してしまうシアワセモノのボクは、当然前者をとるワケですが。それどころか、また明日もあの子に逢えないもんだろうか?と、そこまで考えてしまいます。ところで、何で彼女は無言で立ち去ったのだろう?ボクがその時に聴いていたのがEE JUMPだからか?まさか。それくらいで逃げるようなヤツは、こっちがゴメンだよ。なぁ、ソニン

たかが朝の5~6秒の出来事で、ここまで妄想するオレもオレだが。まぁ、春は妄想の季節といいいますからね(いわねぇよ)。

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昨日の「エイプリルフールにやりすぎてしまったサイト」に対するボクのコメントについて、ある方からメールを頂きました。“それ、オレのこと?”という自覚があるならば、きっとそうなんだと思うよ。まぁ、人を混乱させて喜んでる人には、何言ったってムダだが。

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本日近所にオープンしたショッピングビルをチェックしてきたけど、ウワサに聞いていたTSUTAYAマクドナルドもありませんでした。ボクにはまるで用無しでしたね。ガッカリ。



●4月3日(水)

昨日の女の子とは残念ながら逢えなかったけど、中学生くらいの頃まで通っていた近所の床屋のおじさんと、バッタリ遭遇。当時は寂しかった彼の頭部が、見事にフサフサになっていて驚く。床屋マジックなり。

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あれほど大々的なプロモーションをかけたにもかかわらず、やっぱりコケてしまった、メロン記念日の「さぁ!恋人になろう」。これで、メロンの存続が危うくなってきたのではないか?と思っていた矢先、彼女らが解散した夢を見た。シャレになりません。万が一そのような事態になっても、きっとひっそりと散っていくんだろうな。シェキドルのように。

ココナッツ娘。レフアが脱退を表明したけど、これだって、気をつけてないと見落としがちなニュースだったりする。てゆーか、レフアって誰よ?というのが、一般的な意見だろうね。ボクでさえ、去年の7人祭で初めて彼女のこと知ったくらいだし。公式サイトを見て、当初は5人組みだったということも、今頃知った。“ハロプロ好き”を公言してるボクがこんな調子なんだから、世間的には、“無かったも同然”なんだろうな。これがショービジネスの厳しさなのか?なんて、わかったようなこと書いたりして、お別れの言葉とかえさせて頂きます(ひどい!)。

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エルヴィス・コステロが“月9”の主題歌を担当するとかで、これで日本における彼の知名度が、一般レベルでもグーンと上がるのは確実。なんだか複雑な気持ち。彼のライブチケットが入手しずらくならないように、祈るばかりです。それにしてもフジテレビは、「とくダネ!」のテーマ曲もコステロだし、ほんと“どーなってるの?”って感じ。小倉智明はニガテだが。



●4月4日(木)

どうやら、西新宿に出まわってるブライアン・ウィルソン名古屋公演のブートは、Cyberseekersで手に入る『Here Tonight』と同じモノ、らしいですね。念の為、近日中に自分の目で確認してくる予定。

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新宿ロフトプラスワンで、「ターザン山本吉田豪の格闘二人祭!!2」を見てきました。前半は、ターザン&豪のフリートークだったんだが、音も映像も無いただの雑談が、これほど面白い二人というのも、なかなかスゴイ。中身があるんだか無いんだかわからない話しなんだけど、とにかくオカシイ。何度も書くけど、ターザンは天才だ。そして吉田豪さんの、“相手から話しを聞きだすテクニック”は、芸術的ですらある。いつもながら、ホント勉強になります(何の勉強?)。

後半は、前回同様の“某大物ゲスト”が登場。その某大物は、来月にロフトプラスワンで、“歴史に残りそうなスゴイこと”(と、ボクが判断しました)を計画中で、既に店を押えたとか。あいかわらず豪快な、Sさんでした。

先週ロフトプラスワンに行った時は、ちょうどリリー・フランキーさんが、ステージ後ろの壁に絵を書いてる真っ最中だったんだけど、その翌日の昼間に完成したという“壁画”を、初めて見ました。スバラシイ!。これほどまでにキュートでポップ(死語)だとは!是非、実物を見に行って欲しい。なんでボクが力説してるんだか。



●4月7日(日)

ケータイの使用料と生命保健の引き落としは旧第一勧銀、クレジットカードの引き落としは旧富士銀、というボクにとって、みずほ銀行のシステムトラブルは、他人事ではなかったりします。とか言いながら、残高チェックなんてするワケでもなく、ぼんやりと過ごしたこの週末。

と、ここまで打ったところでお誘いメールが入り、近所の“高級居酒屋”(マジ高い)で飲み。

ボクの身内や親友には、みずほ銀行の社員が何人かいて、帰宅するのが毎日12時過ぎだ、なんて話しを耳にします。“彼らの苦悩とボクのヌカルミ人生についての考察”を書こうと思ってたんだけど、飲んで帰ってきたら、ナニ書こうとしてたのかすっかり忘れてしまった。

ということで続きは、思い出した時にでも。

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今日の逆リンク
「The Wrong and Winding Road
高齢化と闘う盆暮れ正月バンド「源じいの森」の紹介サイト。リンクページのビーチ・ボーイズ欄に、ボクのサイトが紛れ込んでます。



●4月13日(土)

昨年のブライアン・セッツァー・オーケストラのライブは、何度も書いてるように、“生涯のベスト3”に入るくらいの素晴らしいものでした。まもなく彼らはまた日本にやって来ますが、ボクにとって最大のネックは“オールスタンディング”というライブ形式。どうせ“椅子付きのホール”でも、始っちゃえば立ちっぱなしなんだから、同じことじゃん?、と思ったら大間違いで、“オールスタンディング”の場合は、好ポジションを確保したら、二度とそこから離れてはならないのが鉄則。なので、昨年同様、ホールでの追加公演が決らないかなぁ、と期待してたら、あっさりとNHKホールでのライブが決定し、本日はそのチケット発売日でした。久しぶりに“ぴあ”に電話。最近は、5分以内に繋がらないと、すぐにソールドアウトという状態が続いてたけど、今日は残ってましたね。

で、この日のライブは、なんとゲストが、東京スカパラダイスオーケストラなんですね。予約してから知ったけど。彼らのライブを見るのは、約10年ぶりくらい。小沢健二デビューライブ翌日の日比谷野音(この時もゲストで小沢クン出演)以来かな、たぶん。ブライアン・セッツァースカパラが見れて、6800円ポッキリ。こりゃ安い。しかし、開演時間が18時半というのがツライ。予約してから知ったけど。間に合うだろうか>オレ。18時半開演のライブは、いつも遅刻してしまうので、超不安。というかボクは、ゲストや開演時間のこともロクに調べないでチケット予約をしてる人間だ、ということに今気付きました。

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EE JUMPからユウキ君が脱退。

ボクが彼らに寄せていた期待というのは、このサイトをずっと御覧になっていた方ならば、わかって頂けると思います。先月の21日、ボクは他の用事を全部(3つほど)蹴ってまで、彼らのイベントにかけつけました。“これからは、EE JUMPとしてがんばります”と復活を宣言したユウキ。来月には1stアルバムもリリース予定でした。その後、全国5大都市ライブの予定もありました。しかし、現在それらは全て白紙状態になってしまいました。キャバクラなんて、あと5年もすれば、いくらでもオレが連れていってやるのに・・・。なんでガマンできなかったんだよ!。オレでさえ、初めてキャバクラ行ったのは、2年前だよ。2人で2時間で5万円といったら、“キャバクラで豪遊”というほどではないにしても、オレが15歳の頃は、友達の家に集って隠れて酒飲んで、それだけで十分だったんだよ。それなのにキミは歌舞伎町で...、って、そうゆう問題じゃないだろ>オレ。

ソニンのことを考えてたら、冷静さを失ってしまったので、このへんで。彼らの1stアルバムがリリースされたら、本気のレビューを書く予定だったのに....。

みんなと離れて大人になった時 オヤジになったら語りたい
すごい すばらしい青春だった と 自慢したい

「青春のSUNRISE」より



●4月14日(日)

“globeのマーク・パンサーが結婚”といわれても、別にどうでもいいニュースなんだけど、一部マスコミが、“globeのマーク・パンサーさん(本名:酒井龍一、32歳)”と報じたもんだから、ボク的には大ウケしてしまい、ついネタとして取り上げてしまいました。酒井龍一ね。ギャグかと思ったよ。以前、デイブ・スペクターが、実は日本人で、本名は“木村”というらしい、なんてウワサがあったけど、それの類似品かと疑ってしまったほど、よくできたウソっぽい事実でした。とりあえずオメデトウ、酒井さん。

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渋谷公会堂で、ホール&オーツのコンサートを見てきました。

80年代に10代~20代を過ごした(一部の)人にとっては、意識しなくとも体に染みついているであろう彼らのサウンド。やはり盛りあがるのは“その頃”のシングルヒット曲の数々なワケですが。意外にも新し目の曲も多く演奏されて、決してナツメロショーにならなかったのは、サスガでした。CMで彼らの曲が使われたり、ベスト盤が好セールスだったり、「レコ・コレ」で特集されたりと、にわかに盛り上がっていた時期だけに、いいタイミングでいいステージに触れられて、ラッキーでした。それにしても、ダリル・ホールの美声はたまりませんね。加えてあのルックスだもん。そりゃあ、モテモテだろうよ、ダリルさん。ずるいよなぁ。ねぇ、ジョン?

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明日放送の「Hey!Hey!Hey!」に、なんと、ロマンポルシェ。登場!しかも、同日のゲストには、カントリー娘。に石川梨華(モーニング娘。)も出演ときた。これは、本人達も言ってるように、歴史的な大事件ですよ!ゴールデンタイムにロマンポルシェ。考えただけで大笑い。掟ポルシェの説教は、果してお茶の間(死語)に届くのか?



●4月15日(月)

ユウキのEE JUMP脱退というニュースは、ボク的には、昨年のchee's解散と同じくらいの衝撃だったりするワケですが。今後、EE JUMPの名前が残るのかどうかはわからないけど、ソニン一人でもEE JUMPの名のもとに活動していってほしいと、切に願います。一人になってもバンド名やユニット名を掲げて活動してる人には、ロディ・フレイム田島貴男などの諸先輩方がいるワケだし。とはいっても、やっぱりユウキの“テキトーさ加減”というのは、あのバカバカしい楽曲群の魅力を引き出すのにちょうどよかったワケで、ソニン一人じゃ「おっととっと夏だぜ!」みたいな曲は成立しないのは明確です。ということは、実質的に、“EE JUMPは終わった”ということを認めざるを得ないのかもしれません。

そこで、メモリアル・アイテムのひとつでも手に入れようとYAHOOオークションを見ていたら、彼らのサイン色紙を発見。で、その商品の画像を見て固まってしまったよ、オレは。ユウキのサインて、カタカナで“ユウキ”と殴り書きしてるだけなんだよね(写真参照)。これぞユウキ、これぞEE JUMPってかんじ。あのサインは、EE JUMPとはなんたるかをよく表している、“象徴の逸品”だと思う。たいしたヤツだよ、キミは。

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Hey!Hey!Hey!」における掟ポルシェさん。“しないよ”が公共の電波で聞けるとは思わなかったよ。しかも、石川梨華が同じスタジオ内のどこかにいたであろう、という状況で。カメラのないところで、彼がどういった行動を起こしていたのか、非常に興味のあるところ。



●4月17日(水)

常々思ってたことなんだけど、浜崎あゆみの声質って、絶対、筒美京平さんの好きなタイプだと思うんだが。きっと京平さんは、彼女に曲を書きたくて、ウズウズしてるんじゃないかと。先日、本間昭光とのコンビで藤井隆に提供した曲とかを聴いてると、京平さん流の“AVEXサウンド”というものを、むしょうに聴いてみたい気持ちになります。しかし、そのAVEXのドン、MAX松浦氏が、今更巨匠の手を借りる、なんてことを考えるとは、とても思えないのが残念。決して両者におけるメリットは少なくないと思うんだが、どうだろう?ここはひとつ、冒険してみましょうよ、松浦さん?

なんてことを考えていた矢先、筒美京平さん作曲による小谷美紗子のニューシングル、「ハル」を聴きました。“AVEX系”とは正反対のところに位置するサウンド。京平さんが、中期の斎藤由貴や、祐木奈江で試していた感じの手触りというか。いつも京平さんは、ボクの予想を見事に(いい意味で)裏切って、名作を届けてくれます。聞くところによると小谷美紗子は、自ら京平さんを指名してコラボレーションが実現したとかで、ちょっとビックリ。浜崎あゆみにもビックリさせてほしいところだが、まぁ、無理だろうね。

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渋谷シネフロントで、長嶋一茂主演映画、「ミスター・ルーキー」を見てきました。2月に「WASABI」を見に行った時にこれの予告編が上映されて、その場で、“これも見にいかないと”、と思ったんだが、まさかその時点では、今の阪神タイガースの快進撃なんて、予想もしてなかったワケです。この映画、阪神が好調だということもあって、関西方面じゃロングラン上映が決定したようで。ボクは渋谷で見たんだけど、平日の昼間だというのに、そこそこお客さんが入ってましたね。一応、断っておくけど、ボクは阪神ファンということではなくて、“一茂ウォッチャー”として、この映画を見に行ったのですよ。あんなヘンなヤツ、なかなかいませんからね。意外にもちゃんと芝居してて、いい意味で裏切られたというか。果して、現実の阪神タイガースも、スクリーンの中同様に、胴上げが叶うのだろうか?

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某K駅前にあるマックに、最近バイトで入ったOさんという女の子がいるのだが。彼女はいつも、ファーストフードの鑑とも言える、最高の笑顔を見せてくれる。当然のようにファンが急増中で、写真撮ってる男の子もいるほど。で、ボクも毎日通いたいところだが、あまり回数が多いと不審に思われるしなぁ、とか、余計な計算ばかりしてる毎日。行く時はいつも、ワザと小銭のお釣りが多めになるようにしてる、最低なオレ。彼女に、「桃色片想い」を歌わせたくてしょうがないよ。



●4月18日(木)

ボクは朝の目覚めはイイほうなので、目覚まし時計は一個で十分。万が一に備えて、一応サブも用意してはいますが、そちらは全くの用無し状態ってかんじ。ところで、朝がニガテ、という人に提案なんですが、目覚まし時計が鳴った直後に、大キライな音楽が流れるようにセッティングしておく、というのはどうでしょう?朝からイヤなもの聞きたくないから、サッと起きるんではないかと。仮にボクが今選曲するとしたら.....。

「うたばん」に、市井紗耶香 in CUBIC-CROSS登場。“E.L.Tの出来損ない”なんて意見もある、デビューシングルの「人生がもう始まってる」を初めて聴いたが...。これ、ファン的にはどうなのよ?ボク的には...お目覚めミュージックにならぬよう、ガンバッテください、と、曖昧なエールを送っておきます。

同番組に出演してたshelaって、頑なに本名や出身地を秘密にしてるようだが、そんなのWEB検索すればすぐわかるのにね、この御時世。隠すから検索されちゃうんだよ、ボクみたいな人に。