ブライアン・ウィルソン追っかけ旅行から帰京

東京に帰ってきました。あっ、という間の一週間でしたね。いまだに、昨晩目の前で起こっていたことが、幻のような気がしてなりませんが。

前回の来日公演は大阪からのスタートでした。お客さんに後押しされて、一気に調子を上げていったブライアン。その後の東京公演が大成功に終わったのは、大阪公演があってこそだった、という意見は、あの日のフェスティバルホールにいた人なら、理解できると思う。

そして今回は大阪が落日でした。たまたまこのスケジュールになっただけなんだろうけど、運命の巡り合わせというか何というか、ポイントポイントに大阪がきてますね。

福岡~大阪というスケジュールもまた、偶然なんだろうけど、絶妙でしたね。人数は少なかったけど、大声援を送った福岡のオーディエンス。“Great audience!”とブライアンに言わしめたのは、福岡だけです。で、翌日は、キャパの違いはあるにせよ、超満員の大阪NHKホール。あんなに力強いボーカルを聞かせてくれるなんて、あの瞬間、あの空間にだけ、魔法が存在してた、としか思えない。魔法をかけたのは、会場に集まったファンひとりひとりだよ。

それにしても、あのタイトなスケジュールで、よくがんばってくれたというか。ボクも毎日、街から街へと移動し、ホテルとコンサート会場を往復するという、「One Night Stand」のような生活をおくってたら、ツアー・ミュージシャンの気持ちがチョットだけわかったような気がしました。

また今日から東京という街で、いつもの生活に戻ります。“♪もう夢から覚めないで~”って感じですかね。