あのビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソンがサイン会

ビーチ・ボーイズのリーダーとしてデビュー以来40年になるブライアン・ウィルソンが、2月23日、東京・HMV渋谷でサイン会を開催。会場には、彼を一目見ようとなんと450人ものファンが詰めかけた。

現在、2度目となるジャパンツアーを敢行中のブライアン。イベント前日も東京国際フォーラムホールAで約2時間半(40曲以上を披露)ものステージを行った彼(なんと今年で60歳)だが、疲れた表情ひとつ見せず、手を振りながらさっそうとステージに現れた。集まったファンから「ブライア~ン!」と熱い声援が飛ぶなか、「こんなにたくさんの人が集まってくれてとてもうれしいよ」とあいさつし、ステージでサイン会がスタート。

ファンは、ビーチ・ボーイズの名作『ペット・サウンズ』のアナログ盤ジャケットやジャパンツアーのツアーパンフ、また、彼が載っている雑誌など思い思いのものを持参。ブライアンは、それらにサインを書きつつファンひとりひとりに笑顔で握手を交わしていった。

サイン会終了後、「人生一回きりだから楽しんでいこうよ」とファンに語ったブライアン。正味15分ほどの短いイベントだったが、彼もファンと直接交流できる貴重なイベントに満足した様子だった。

ブライアン・ウィルソンのジャパンツアー"THE PET SOUNDS TOUR JAPAN 2002"は、2月25日・愛知県芸術劇場大ホール、2月26日・福岡サンパレスホール、2月27日・NHK大阪ホールと3公演が残っている。稀代のポップ職人のステージをぜひ体験してみて。

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下記のファミ通.COMの記事がオリジナルですが、画像がリンク切れしているので、保存しておいた画像を使用して復元しました。
https://www.famitsu.com/entertainment/news/2002/02/25/n02.html