ナンバーガール、J・マスシス+ザ・フォグ@ON AIR EAST

なんとか生きて帰ってきました。

つーことで、今世紀初(もうこの言い方古いよな)のライブは、J・マスシス+ザ・フォグ Live at ON AIR EAST。と思ったら大マチガイで、なんと、オープニングアクトナンバーガールが登場!彼らのライブは初めて見たけど、もう文字どおり“メインを食った”と言ってもいいくらいの素晴らしいライブでした。特に、ギターのひさ子チャン、かっこよすぎ!ボクが独断で選んでる、“かっこいい女の子ランキング”初登場1位決定です。彼女は昨年、椎名林檎のゲリラプロジェクト、“発育ステータス”にもギターで参加してたから、林檎ファンにはオナジミですね。とても、“前座”とは思えない堂々としたステージングは、J・マスシス目当てだった客のハートも、ガッチリ掴んだことでしょう。

約1時間のナンバーガールのライブで、“心地良い頭痛”を味わった後は、御大J・マスシスの登場です。3人編成というバンド構成に轟音ギター、ダイナソーJRとナニが違うんだ?といえばそれまでだが、同じだからいいんですよ、これは。「ワゴン」や「フリーク・シーン」といった、ダイナソー時代の代表曲では、暴れる客多数。それを、冷たい視線で見ながらギターを弾くJ。いやぁ、最高だね。グランジじゃん(死語)。シンセを首からぶら下げて、鍵盤なんかは触らずに、ひたすらノイズをばら撒くJ。もう、音程がどうとかって以前に、チューニングすら関係ないです、この人。気持ちよかったなぁ。

結局、約3時間立ちっぱなしで全身にファズギターを浴びてたワケだが、病人にとっては、なかなか試練の場でしたな。途中、アブラ汗がでてきて倒れそうになったけど。爆音馴れしてるボクでさえ、いまだに耳鳴りが止りません。でも、ひさ子チャンに会えたから、それだけで十分さ。恋してしまったよ(マジ)。