PONTA BOX、山弦、高野寛@丸山公園音楽堂

いつもなら地方遠征の時は、宿もとらずに朝まで飲む、ってパターンなんだけど、今回は珍しくホテル泊まり。なぜなら今日もライブがあるから。

実はハズカシイことに、一人でホテルに泊まるのって、初めてだったのです。一人だとやることないから、風呂入ってとっとと爆睡してました。ナゼか全裸でね。いやぁ、気持よかったな。別にヘンな趣味じゃないでしょ?マリリン・モンローだって、全裸で寝てたんだよ。おまけに、アノ、叶恭子さんもだ。どーでもいいですね、そんなこと。

チェックアウトを済ませたら、とりあえず京都へGO。京都駅に降り立つのは、なんと中学校の修学旅行以来という、なんとも気の遠くなるハナシ。痛いほどの日差しの中、目指すは、丸山公園音楽堂。いつもいつも(×100)お世話になってる(昨日もね)お友達が、先に並んでくれていたオカゲで、3列目を確保。ボクはホントにシアワセ者です。

ライブのトップバッターは、村上“ポンタ”秀一率いる、PONTA BOX。くわえ煙草で登場のポンタさん、ドラムセットに着くなりビールを一気。こんな、なんでもない、ひとつひとつの動作が全て絵になる、ステキなオジサマ。演奏の方は、いつもながらの安定したプレイで申し分ナシ。それでも3回間違えたとか(言わなきゃわからない)。ほんと、ポンタのドラムって、歌ってるよなぁ。今更だけど。

続いて登場は、山弦。念願だった彼らのライブを、初めて体験することが出来ました。ゲストで登場した高野寛の「グッバイ・テレビジョン」で、胸がつまる場面も(ボクがだよ)。彼には常日頃、物凄いシンパシーを感じていたのだが、その思いは強まるばかりです。

そして予想外の、PONTA BOX と山弦のジョイントという、夢のようなシーンが目の前で繰り広げられ、我々の心のボルテージがピークに達したのは言うまでもありません。職人達の演奏にハズレなしです。

終演後、“ラム肉人世が変る”というお店に案内されて、しばし音楽談議。普段東京で、終電のことなど気にせず飲んでるような気分になってしまい、すっかり時間を忘れる。ここは京都だぜ>自分。とーぜん新幹線も走ってないため、またもやホテルで一泊。もちろん全裸です。