〇〇フォロワー

kzroom

七夕だっていうのに台風襲来。

外出も控えて大人しくしておりました。別に七夕に絡めたイベントを予定してたワケでもないし。で、昨年の今日は、ブライアン・ウィルソンが日本に降り立った日だったんですねぇ。もうあれから一年ですよ。早いものですな。ブライアンを追っかけてたあの頃、その一年後に宇多田ヒカルを追っかけるとは誰が予想してたでしょう?いやぁ、楽しい事がイッパイですな人生って。

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何かの曲に似てると、“アレはパクリだ!”と叩かれる場合と、“〇〇みたいでカッコイイ”と歓迎される場合がある。この違いってなんなんだろうね。最近、後者の代表として挙げられるのが、プレステのCMのバックで流れてる音楽。これがナイアガラマニアの間で大評判みたいで。もしも、この曲がミリオンヒットにでもなろうものならば、きっとマスコミは“大瀧詠一のパクリ”と叩くことでしょう。CMだけで流れてて、ひっそりとマニアに受けているという状況は、きっと作者の思惑どおりで、“してやったり!”といったところかも。

昔から“〇〇フォロワー”とか、“〇〇のパロディ”っていうのは、マニアのものという傾向が強いみたいで、概ね歓迎されていました。パクリだなんて叩く人もいなければ、お互いのファン同士が遣り合うなんてことも殆どありませんでした。なぜなら、たいして売れなかったから、というのも理由のひとつかもしれません。プレステのCMソングを聴いてると、“然るべきフォロワーの姿”を見てるようで、好感が持てますね。愛が感じられると言ったらキザだけど、尊敬の念がないと、こんな曲は出来ないでしょう。フォロワーというのは、“知る人ぞ知る存在”として語り継がれていくのが、一番美しい姿だと思うのはボクだけでしょうか?

※画像と本文は関係ありません