ディオンヌ・ワーウィック(Dionne Warwick)& バート・バカラック(Burt Bacharach)来日公演

31年前の本日9月13日、中野サンプラザにてディオンヌ・ワーウィックバート・バカラックのコラボレーションコンサートが行われた

時期的には「愛のハーモニー」(That's What Friends Are For)がBillboard年間チャートで1位になった二年後。バカラック60歳、ディオンヌ47歳。

この時のチケットは日本橋三越の「ぴあ」で購入したと記憶してたが、今回チケットを見てみたら銀座山野楽器で発券してあって驚いた、というか何と記憶が入れ替わってしまったのか?いい加減なもんである。

ご覧のようになんと最前列。中野サンプラザの最前列に座るのは1982年の堀ちえみファーストコンサート以来6年ぶり2度目。

このコンサートは膨大な数のライブを見てきた僕の生涯でもベスト10に入るのは確実な思い出深い感動的な内容で、生まれて初めて人の歌で涙を流した。

その瞬間ディオンヌ・ワーウィックと目が合って彼女が微笑みかけたのを今でも鮮明に覚えてる。

よく「コンサートで目が合った」と主張する人がいるけど多くの場合は勘違い、と言われているが、この時は間違いなく目が合ってた。なんせ最前列ですからね。間違いようがない。

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終演後正面口の大階段を降りていた時、隣にいた男性の顔を見て心臓が止まりそうになった。なんとその人は筒美京平大先生だったのです。

大感動のコンサートを見た直後に京平先生に遭遇するというありえない経験をしたこの日は、僕の人生でもエポックな一日であったことは間違いない。