東京生まれのメリットとデメリット(ある好事家の場合)

吉木振り返ってみれば、僕って子供の頃から事件、事故に巻き込まれやすい人生だよな、と思えるフシが多々あって、幸い今のところ間一髪で大惨事からは逃れているものの、あわや、ということが何度かあった。

有名なところでは、毎朝利用してた日比谷線にたまたま乗ってなかった日に地下鉄サリン事件発生。

その数年後、これまたたまたま乗ってなかった日比谷線が脱線して死者が多数でたり。

渋谷から帰宅時にいつも前を通るスパが大爆発した時は、あと5分ずれてたら爆風で飛ばされてた。

イベントで秋葉原へ行った翌週の同じ曜日、同じ時間帯に、会場へ向かう道で無差別通り魔事件発生。もしあのイベントが一週間ずれてたら・・・。

運が良いんだか悪いんだかわからないけど、こうしてたまたま難を逃れてきたので、ひょっとして僕って長生きするのかもね、なんて気もするが、別に長生き願望は無いです。

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そういえば秋葉原の通り魔事件以来中止されていたホコ天が先日から実験的に再開されたが、路上パフォーマンスは禁止ということで、楽しみは半減。元々禁止ではあったんだけど、警官がいない隙に歌ってる子とか多かったんだよね。でも、当分それは無理そうな気配。

ホコ天て地元住民からしたら、ゴミとか騒音など迷惑な面も多いらしいから、マナー良く利用して欲しいところだが、僕もそういった迷惑行為に頭を悩ませられる時期がある。そしてその時期がもうすぐやって来るのである。

僕は都内有数の桜の名所の近くに住んでるので、桜が咲く季節は毎年憂鬱なんだ。またあの花見バカ集団が大挙して押し寄せて来る。ここ10年くらいでバカ急増だよ。子供の頃はこんなじゃなかったんだけどな。

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都内に住んでると事故やバカに遭遇する機会が多いのかもしれないけど、ヲタにとっては都内在住って圧倒的に有利だ。特に東京生まれで実家が都内にある場合は、生まれながらにしてヲタとしてのハンデが違うらしい。

まず、コレクションの保存場所に実家が利用できる点は大きい、という意見がある。ただそれは上京組からしたらそうなのかもしれないけど、地方在住組には当てはまらない意見かもね。

あと上京組から聞いた話で、東京生まれの人は幼少時からテレビ東京が見れて羨ましい、というのがあった。特に意識したことないけど、テレビ東京の番組ってヲタ脳を刺激するものが多いかもね。僕的には子供の頃浴びるように「ぎんざNOW」(TBS系の関東ローカル放送)を見てたのが、その後の人格形成に大きく影響した重大事項だったりするけど。「ぎんざNOW」を見てたか見てないかで、好事家のスキルとして超えられない壁があるのは確実、と断言できる。

そう考えると、多少の危険やバカとの遭遇も大目に見れるかな、と思える今日この頃。

※画像と本文は一切関係ありません