1993年11月21日発売 SICN-30008
- だまされたい（3:35）
Words and Music by YOSHIO NOMURA
Arranged by Black Jack - Sad Song（4:53）
Words and Music by YOSHIO NOMURA
Arranged by Black Jack - TOKYO -slight return-（4:00）
Words and Music by YOSHIO NOMURA
Arranged by Black Jack - ジェラシー（5:48）
Words and Music by YOSHIO NOMURA
Arranged by Black Jack - Hey Mister!（4:10）
Words and Music by YOSHIO NOMURA
Arranged by Black Jack - Lonely Misty Lady（4:26）
Words and Music by YOSHIO NOMURA
Arranged by Black Jack - 今、僕は（5:09）
Words and Music by YOSHIO NOMURA
Arranged by Black Jack - もう君に逢えない（4:32）
Words and Music by YOSHIO NOMURA
Arranged by Black Jack - Add（1:16）
Music by YOSHIO NOMURA - 1993（3:54）
Words and Music by YOSHIO NOMURA
Arranged by Black Jack - Hot Blooded Lady（4:21）
Words by Wonder “Dee”Jet
Music by YOSHIO NOMURA
Arranged by Black Jack
前作『440Hz with 〈Band of Joy〉』から1年振りに発表されたソロアルバム。
1ヵ月前に発売された先行シングルともいえる「TOKYO」でこのアルバムのサウンドの片鱗を見せたが、よりそのイメージを広げた音に仕上がっている。ほぼ全編打ち込み主体なため、バンドサウンドだった前作と比べるとかなり印象が違うが、今思えば実験的な意味合いが強かったアルバムだったのかもしれない。そのへんの試行錯誤は、次作の「Electric Gypsy」で形になって現れていると思う。
義男さんのキャリアの中ではちょっと毛色の違う作品ではあるけど、「今、僕は」でツェッペリンの「All My Love」風シンセが聴けたり、所謂“歌謡曲路線”だった頃のChar的アプローチが聴ける「もう君に逢えない」など、野村義男研究家にとって聴きどころは多い。
ボーナストラック的な意味合いで収録したと思われる「Hot Blooded Lady」の再レコーディングバージョンが、なぜか４小節ずつ34分割されたチャプターになっているので、パソコンにインポートする際には注意が必要。
後年発売された『RARE TRACKS』に、デタラメ英語で歌われている「Hey Mister!」のデモバージョンが収録されているので、そちらも併せて聴くといいかもよ。
