BAB初のライブツアー無事終了

これまでBABは都内のみで6回ライブを行ってきた。しかも、渋谷、中目黒、三軒茶屋という、僕の家から徒歩圏内の超近場ばかり(加賀邸からの近場とも言う)。で、初の遠隔地がいきなり大阪。僕には、“グッバイのメンバーが二人以上同時に出演するライブは日本国内ならどこへでも観に行く”という“自分内ルール”があるので、今回のツアーも告知即遠征決定。

入場方法、開演時間などについて混乱のあった大阪公演だが、当日店の前に来てた人は、無事に全員入れたようでした。特に第二部は早々に予約でいっぱいになってしまった、ということもあり、カウンター内までお客さんを入れて対応。とにかく人口密集度が高かった。大阪は「初めてきたのにFANの集い?かよ パーティー」というタイトルにもあるように、パーティー内でのライブという感じでしたね。東京ではありえない関西特有の盛り上がりだった。第二部の時、開場して入店したら既に二人がステージにいて、開演まで即興のセッションを演奏してたんだけど、これがかっこよかったんだよね。特に衛藤さんの4ビートが。あれは普段東京では聴けないものなので、開演までお喋りして聴き逃してしまった人は残念でした、というしかない。予約多数の為、急遽ニ公演になった、という事情を考慮してか、第一部、第二部のセットリストはほとんど同じ。第二部で「OUT OF THE TIME」を演るまで気が付かなかったけど、第一部、第二部を通してグッバイナンバーは1曲のみ。

打って変わって名古屋は「BABの全てを見ちゃおー!!」のタイトルどおり、第一部、第二部のセットリストを変えて、ほぼ全てのレパートリーを演奏。グッバイナンバーも多数。ライブの進行は大阪とは違い、休憩を挟んでの前半後半という、東京でやってるいつもの形式だった。第二部はツアー最終公演ということもあって、二人のアルコール摂取量が凄かったですね。最後の曲では加賀さんがギターの弦(3弦)を切ってしまうほどの熱演。名古屋の第二部は過去最高の内容だったんじゃないかな。

今回のツアーでの初披露曲は、「君に首ったけ」(オリジナル)、「黄金色した憎いヤツ!」(オリジナル)、「ありがとう」(小坂忠のカバー)、「僕は喜劇王」(真心ブラザーズのカバー)の4曲。

ライブ終了後は、各々サインを貰ったり記念写真を撮ったり、というまったりタイム。大阪は身動きとれないほどの混雑だったので、一緒に写真を撮ってもらいたくても撮れなかった人が多かったみたいだけど、名古屋は余裕があったのでその点は全く問題無し。普段僕は“一緒に写真撮ってください”とか“握手してください”みたいなことはほとんど言わず、遠巻きに見てるだけなんだけど(サインは貰うけどね)、名古屋終了後はツアーラスト、旅の開放感、BABライブ10回記念(僕が教えてあげるまでメンバーは気付いてなかったけど、名古屋の第二部がちょうどBABとして10回目の記念ライブ)、そのライブ10回全部観に行った感慨、といった相乗効果みたいなものが手伝って、BABのTシャツに“10TH”の文字入りでサインを貰い、3ショットで写真を撮ってもらってしまった。これは勿論着ないで家宝にします(着る用も別に購入済み)。

あっという間だけど、とても充実した2日間だった。お店のマスターやママも最高だったしね。特にARMADILLOのママ。

これを読んで“名古屋行けばよかった〜”と思った方、もし次回があったら是非。