一線を越えた途端に・・・

僕はザ・グッバイってバンドが大好きなんだが、好きすぎて近寄れない、というか、あえて近寄らないで距離を置いて遠くから見守ってきた。

メンバーと握手したりお話しできそうな機会もあったりしたけど、そういったことはせず、意識して一線を引いていた、というか。

が、しかし。

昨年のクリスマスイヴに曾我泰久さん(やっちん)に手を握られたままお話しするという、ファン歴○十年にして、彼らに対する精神的スタンスが大きく揺らぐ一大事があって。

その日以来、もう一線を越えてしまったんだから、全員のサインを集めてしまえ!、と思い、いつどこでメンバーと遭遇してもいいように、外出する時は常に「のぞいてFeel Me,Touch Me」の7インチジャケを持ち歩くようになった。

そしたら、やっちんと会った5日後に、早くも衛藤浩一さんとお会いできてサインGET。次は4月19日に加賀八郎さんと遭遇。そして一昨日の4月29日には野村義男さんとバッタリ。僅か4ヶ月でリーチですよ。オレ運良すぎ。最後にやっちんが残ったのは意外でしたね。

何で「のぞいてFeel Me,Touch Me」なのかというと、さすがに30cm LPジャケを常に持ち歩くわけにはいかないし、CDジャケじゃ小さいし、ということで7インチジャケ。で、グッバイのシングルの中では、一番サイン映えするのがこれだった。しかもこれは僕が、“初めて発売日に買ったグッバイのレコード”ということもあるし。

この4ヶ月でメンバー全員と会ってしまったわけだが、やはりまだまだ男性ファンは珍しいようで、皆すごい嬉しそうに接してくれるんだよね。何度も“ありがとう!”とか言われたり頭下げられたり。こっちがありがとうなのに。男性ファンということで、ずいぶんと肩身の狭い思いもしてきたけど、こんな時ばかりは、ちょっと徳した気分。

今年は3年ぶりに全国ツアーもあるし、未だに冷めない“一人グッバイ祭り”が更に加熱すること必至。

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