ローリング・ストーンズとやっちん

ひろみ&リーブス

一昨日の「ローリング・ストーンズ秘宝館」以降、ストーンズとやっちんの接点をいろいろと考えていたのだが、「21st Century」に「Jumpin' jack flash」風のギターがチラッと顔を出す程度くらいしか思いつかないなぁ。たぶんこれは偶然レベルだけど。

あとはグッバイの「Hey,Girl」のAメロが「Tumbling Dice」というのもあるけど、これはやっちん作曲ではないのでね。

さらに遡ると、アンクのアルバムに「ストーンズにあこがれて」という曲が収録されてるけど、これはメンバーの作詞ではないので、やっちんの意思が反映されてるとは考えにくい。

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ストーンズの原体験はフォーリーブスがカバーしてた「Jumpin' jack flash」”という興味深い発言があって、そこで“あっ!”と思い出したのが、「フォーリーブス郷ひろみ・ジョイント・リサイタル」という二枚組みのライブ盤。ジャニーズ事務所が自主制作して販売した為に、いろいろと業界的に揉めたいわく付きの作品。20年前くらいに渋谷のハンターにて100円で購入。

この中でひろみ&リーブスが「Jumpin'〜」をカバーしてるんですよね。で、これがリリースされたのが1974年。リトルギャングデビュー前年ですよ。たぶんリトルリーブス時代か。ということは、このライブレコーディングされた現場(大阪フェスティバルホール)に、やっちんがいた可能性があるってことですよ!ほら、ワクワクしてきた。この荒々しい演奏が、やっちんのストーンズ原体験だったのか!しかもここで演奏してるバンド“スーパーエイジス”のドラマーは、後にやっちんとクエスチョンズを結成することになる村田勝美さんなのであった!うわぁ、繋がった。

また研究課題がひとつ増えましたな。

続く...。

(次回予定:「ラトルズとやっちん」)