東京ドームでイーグルスのコンサートを観てきました。
事前情報だとチケットが相当余ってるだとか、ヤフオクでは叩き売られてるだとか聞いていたので、ひょっとしたら去年のt.A.T.u.状態になってしまうのか?なんて心配していたが、後楽園駅についてビックリ。すげぇ人多い。ドームに入って更に目を疑った。二階スタンドまでビッシリじゃないですか。「10月30日分はソールドアウト」というのは、追加公演のチケットを売る為の煽りだとばっかり思っていたボクをお許しください。
前回の来日公演(1995年)を横浜アリーナで観てるので、“東京ドームでドン・フェルダー抜きのイーグルス”というものに、さほど期待もせず会場へ向かったのだが。予想以上にD・フェルダーの穴の大きさを思い知った、というか。サポートギタリストが、完璧にD・フェルダーのパートをコピーしてはいるのだけど、音色がまるで違うんだよね。ギターソロになる度に、こっちのテンションが下がってしまうんですよ。これはもう、ホント残念だった。同じ代役でも、キッスのエース・フレーリーの代わりをやってるトミー・セイヤーなんて、エース以上にエースっぽくて、ボクは大好きなんだけどね。イーグルスのサポートの人(名前知らない)は、まず髪型をD・フェルダー仕様にしてからだな。話しはそれからだ。あと、ダブルネックはギブソン以外使用不可ね。
なんて不満もあるにはあったけど、全体の演奏やコーラスは、それはそれは素晴らしいもので。ハンドマイクで歌うドン・ヘンリーには、ちょっと萎えたが。
今日のMVPはジョー・ウォルシュですかね。あの分厚い老眼鏡をやめて見た目も若々しくなってたけど、ボーカルやギタープレイも、凄いキレがあってカッコ良かった。「Rocky Mountain Way」でのトーキングモジュレーターも、健在でした。
“最後の来日”なんて言われてるけど、相当高い確率で再来日しそうな予感。そう思わせるに十分な、ステージでした。
セットリスト:
- The Long Run
- New Kid In Town
- Wasted Time
- Peaceful Easy Feeling
- I Can't Tell You Why
- One Of These Nights
- Lyin' Eyes
- The Boys Of Summer
- In The City
- Already Gone
- Tequla Sunrise
- Love Will Keep Us Alive
- Hole In The World
- Take It To The Limit
- You Belong To The City
- Walk Away
- Sunset Grill
- Life's Been Good
- Dirty Laundry
- Funk #49
- Heartache Tonight
- Life In The Fast Lane
- Hotel California
- Rocky Mountain Way
- All She Wants To Do Is Dance
- Take It Easy
- Desperado
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