一夜明けて...

昨日のt.A.T.u.のコンサートに関する報道や写真をいろいろと見てみたが、アリーナ席でも、後ろの方は空席が目立ったようですね。ボクの周りは結構埋まってたんだけど、よく考えてみれば、アリーナ前方に空席が目立つようや、ヤバイもんな。ただ、明らかにファンじゃないと思われる人が大勢いたのは確かですね。老夫婦が何組かいらっしゃったけど、あの人達が7500円のチケットを“ぴあ”とかで電話予約して観に来た、と考えるのは、ボクにはちょっと無理があるように思えるのだが...。まじファンだったらゴメンナサイ、おじいちゃん、おばあちゃん。

そんな客層なもんだから当然盛り上がるハズもなく、コンサート中に手拍子が起こった記憶がない。アリーナなのに。客席中央にに設けられた花道の両サイドの、スタンディングエリアだけが盛り上がってた、って感じ。主催者発表の観客2万5千人というのも、相当怪しいですね。

今回の来日公演が成功だったのか失敗だったのかわからないけど、もしも失敗だったとするならば、その敗因は、“東京ドームを選んでしまったこと”だというのは明らかでしょう。ガラガラとは言いながら、2万人以上(?)集めたんだから、これが日本武道館横浜アリーナならば超満員だったワケでさ。その点はなんとも悔やまれるところではありますな。内容自体は、ここまでボロクソに言われるようなものじゃなかったんだけどね。諸手を挙げて“素晴らしかった!”というほどでもないけど。

今夜は、諸手を挙げて“素晴らしかった!”と言える予感のする、エリック・クラプトンのコンサートを日本武道館で観てきます。